お友達の結婚式があった翌日。
この日は、朝・昼・夜とそれぞれほかのお友達と会う予定の入っていた日でした。
朝は、どうせなら普通の、朝ごはんが食べたい。
そう思って調べたら、浅草駅から隅田川沿いを歩いて20分のところに、いいお店がありました。
「ごはん×カフェ madei」。
店名の「までい」は、福島弁で、「手間ひまかけて、ていねいに」という意味だそうです。
店内に入って左が厨房、右が食べるスペース。奥には、小さな畳スペースがあり、
小さなちゃぶ台と、子供のおもちゃが。
家族連れにも配慮した、優しいお店だなという印象を持ちました。
頼んだのは、
TKG。
たまごかけご飯です。
豚汁と、お正月時期だからなのか、なますのような副菜がついていました。
器にもこだわっているようで、同じものを頼んでも、お茶碗が違ったりして、それを見るのも面白かったです。
田舎でおばあちゃんの作る朝ごはんを食べる、そんなイメージの献立。
前日は結婚式で、夜中まで食べたり飲んだりしていましたが、
そんな体にじんわり優しく染み込んでいく味。
いつもなら食欲がないような状況ですが、ぺろりと食べられました。
その上に、デザートも頼んじゃいました。
ぜんざい!!
木のスプーンですくって食べると、あずきの美味しさが口に広がります。
この朝ご一緒した御夫婦は、2月に赤ちゃんが生まれます。
とっても幸せそうなお二人で、朝ごはんも一層ほんわかしました。
レジ近くにはこれまた美しい器が販売されてました。
サイズ違いの漆器のセット、ほれぼれ、ため息がでます。
お値段的に手が出せなかったのですが、いつかこんないい器がそばにある暮らしがしたい!
ごはん×カフェ madei
東京都台東区浅草7-3-12 テイトビル聖天1階
漆器めぐる
https://meguru.stores.jp/
このお店の向かいには、浅草七福神の一つである、待乳山聖天があります。
お店でごはんを食べながら、
「向かいの神社、人がたくさん入っていくなー」と思っていて、帰りに寄ってみました。
境内ではなぜか大根が売られています。
神社の拝殿の中を見ると、その大根が山と積まれていました。
神社の脇にある小屋で一心不乱に大根を切っているおじさんに聞いてみたら、
「大根は人に見立ててあって、そこにお参りにきた人が自分の汚れや悩みを託すんだよ。
それをお供えすることで、心身ともにきれいになって帰ることができるんです」
だそうです。
この大根のお供えは、一年を通してされているそうです。
朝ごはんを食べに来て、思わぬ内に浅草の名所を一つ、訪れることもできました。
コメント
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それによると大根は世界の生産量、消費量の約9割が日本で占めているとか。
また、日本人の野菜摂取量のランキングでは1日あたり一人33.8グラム摂取するとかで、
堂々のランクキング第1位でした。
ちなみに、大根に続いて、タマネギ、キャベツが摂取量のベスト3でした。
祭礼・供え物と大根のコーナーでは、東京・浅草の大根まつり(待乳山聖天・まづちやましょうてん)が紹介されていました。
チョット長くなるけど記事を紹介します。
「大根は清浄、淡白な味わいの食べ物で、体内の毒素を中和して消化を助ける働きがあるため、聖天さまの供養に欠かせない供物とされている。大根まつりは元日からご本尊にお供えしていた大根を毎年1月7日に風呂吹き大根にして参拝者に振舞うものだ」
ドイツには大根が食材としてありますか。
ありがとうございます😊
ドイツにも、大根が売っています。
アジア系のスーパーだけでなく、トルコの人がやっている食料品店、ドイツのチェーンのスーパーでも売っています。
他の国の人はどうやって大根を調理してるんでしょうね??