さて、かわいい娘ちゃんのいるお友達のおうちに泊まった翌日。
朝10時にやってきたのは、ベルサイユ宮殿です。
すでに宮殿に入るための行列が、ベルサイユ宮殿の前を蛇のようにくねくね出来ています。

例のごとく、インターネットで先行チケットを買っていた私たち。
ですが、この行列は先行チケットを買った人が並んでいる列のようです。
(先行チケットの意味は・・・?)
「後で戻ってきたら少しは行列が緩和されているかな?」
と考えて、先にベルサイユ宮殿のお庭を見学することにしました。

もともとはルイ13世の狩猟の館として建てられたベルサイユ宮殿の前身。
ルイ14世の頃に本格的に宮殿として建築され、
お庭もルイ14世の肝いり、宮殿よりも多くの人力を費やして作られたんだそう。
その当時も一般の人の入園が許され、自由に観覧することができたんだとか。
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複雑な模様。フランス様式の代表的なお庭の作りです。
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ベルサイユ宮殿を後ろから眺める。
この時間はまだ肌寒い上に、ほとんどの人が宮殿の行列に並んでいたのですいていました。
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近くに水を引く高地のないベルサイユ。
ルイ14世はセーヌ川に大々的な揚水装置を作らせてここまで水を運び、
たくさんの噴水のあるお庭を完成させました。
庭のあちこちに立派な噴水があり、
時間ごとに水のショーを見せてくれます。
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タイミングが合わなくて見られなかったけれど、
自然の滝を模したこの噴水、どんな風になるのか興味があります。
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精緻な彫刻が施された噴水口。
お庭にはギリシャ神話をもとにした彫像もたくさん飾られていて、
その一つ一つが本当に細かい作りになっています。
一つ一つ見ていたら1日ではとてもとてもたりません。
でも、いくつか見とれてしまったなぁ。

お庭の中には軽食を売る売店やレストランなどもあります。
私たちもサンドイッチを買って噴水の近くで朝食を取り、
(人々が手こぎボートに乗れる広い水路がありました!)
お庭の端にある二つの離宮を見に行きました。

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まずは、17世紀に作られた大トリアノン宮。
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ルイ14世の寝室であったり、
ルイ14世の不倫相手、モンテスパン夫人と彼との隠れ家であったり、
ナポレオンの母の私室であったり、
はたまたナポレオンと皇后マリー=ルイーズの滞在場所でもあった大トリアノン。

女性らしい設えが優雅な印象の宮殿でした。
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バラ色の大理石でできていて、上品なピンク色がロマンチックです。

続いて、小トリアノン宮を。
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ルイ15世と不倫相手のポンパドゥール公爵夫人の密会場所として建てられた、
小トリアノン。
ルイ16世は王妃マリー=アントワネットにこの離宮をプレゼントしたのだそうです。
ナポレオン統治時代にはナポレオンの妹、そして皇后マリー=ルイーズがこの館を使用、
続いて国王ルイ=フィリップの長子オルレアン公爵と公爵夫人が住居にしたそうです。
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こちらも女性らしい内装で、とってもよかった。

こうしてお昼も過ぎるまで庭をうろうろした私たち。
「そろそろベルサイユ宮殿に行こうか!」
とお庭の中心に戻ってきたら、
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なんと快晴!!
汗ばむくらいの日差しになってきました。