ドイツ、天然暮らし。

2016年5月から結婚を機にドイツ暮らしを始めました。 自然の中でのんびり、家族と暮らす毎日を書いています。

2016年06月

地元の市役所で働いていたときお世話になった方がベルギーにいる娘さんを訪ねていると聞いたので、
デュッセルドルフから電車でベルギーはブリュッセルへ行って来ました。

電車で外国に行くなんて、島国出身の人間にはなかなかイメージできないですねー。

例によって、旦那さんがいろいろ用意してくれ、
「電車の切符、バスの切符、パスポートとクレジットカード忘れないでね!」
と念を押される私。
気持ちはさながら「初めてのおつかい」です。

デュッセルドルフから、ICEという特急電車に乗り、まずはケルンへ。
そこからブリュッセルまでは一本で行くことができます。
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 ホームにはこんな感じで表示があり、運行状況を知ることができます。
ドイツは電車が遅れることも多く、
他の電車の運行との兼ね合いでいきなり到着ホームや出発ホームが変わることもしばしば。
この日も私が乗るはずの電車の一本前の電車が30分以上遅れ、
予定のホームから私の電車がきちんと出るかヒヤヒヤでした。

無事電車に乗り、ブリュッセルへ。
IMG_7772

 ICEの車内はちょっと席の間隔が狭い新幹線みたい。
車掌さんがオンラインで予約した切符と、切符の支払いをしたクレジットカードを確認していきます。

ケルンから1時間半ほどでブリュッセルに到着。
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 遠くになにかお城か教会かが見えました。

ブリュッセルはきれいな街と聞いてるので、楽しみです\(^o^)/

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さて。前回はドイツの移民政策について、
ドイツ滞在許可のある人なら申し込める、「Integrationskurs」について書きました。

今日は実際に私がこのコースの参加資格の申請をしに行った様子を書きます。

場所はデュッセルドルフの外国人局。
一緒に申請する友人たちと二階に行き、Bという表示のある待合室に行きます。
他の場所のように受付をする必要はなく、ひたすら役所の人が来るのを待ちます。
心配になって通りかかる役所の人らしき人に聞いても、
「人が来るから、ここで待て」と、同じ返事ばかり。
賞味30分ほど待ち、一つの部屋から出てきたお兄さんに呼ばれました。

ここに来た経緯について話すと、パスポートと滞在許可証を見せるように言われ、渡す。

お兄さん「普通は滞在許可証を申請するときに、この統合コースに参加するように言われるはずで、そのときに申し込めるようになっている。」
私たち「なぜか分かりませんが、旦那さんが滞在許可証を申請したときにはそんなことは言われなかったそうです」
お兄さん「そうですか。では紙を渡すので、
1.統合コースが終わったらドイツで働きたい
2.ドイツに永住する気がある
3.という訳で統合コースを受けたい
ということを英語でいいので書いてください」
と、白いコピー用紙を一人一枚渡されました。

再び待合室に返された私たち。
それぞれ言われたことを書いていると、お兄さんは私たちのパスポートと滞在許可証を持って別なところへ行きました。

「パスポートとか、返されるかな」
と書き終わった紙を持て余しながら待つこと20分。
今度は役所のお姉さんがやって来ました。

お姉さん「書き終わった?」
私たち「はい」

私たちが紙を渡すと、お姉さんは私たちのパスポートと滞在許可証を返し、
さらにファイルに入った何かの書類をくれました。
見ると、Integrationskursの文字。

私たち「え、これが申請許可された書類?」
お姉さん「そうよ。手続き終了です」

なんとあっけなく申請許可。

旦那さんや日本人の知り合いの話では
「私たちには統合コースに参加する資格はないと思うけど。。
ダメもとで行ってみたら?」
と言われていた統合コースの参加が、簡単にできてしまいました。
あまりにもスムーズで拍子抜けしました。

その後調べてみると、日本語ではこの移民政策は「統合コース」と訳されていることがわかりました。
インターネットでは、統合コースの背景や、日本の大学生などが実際にこのコースに参加して書いたレポートなどが日本語でアップされているので、よりたくさんの情報を読むことができます。
途中脱落者の問題などいろいろと課題はある政策のようですが、
私や友人のように本気でドイツ語を学び、ドイツで暮らしていく気のある外国人にとってはありがたい制度。

これを活用して、ドイツ暮らしをより充実したものにしていきます。

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イギリスのEU離脱が話題になっていますね。
離脱直後に離脱派のマニフェストの「嘘」がばれたりして、再投票か!?などと叫ばれているようです。

今回のイギリスのEU離脱、焦点の一つになっているのが、移民・難民問題です。
EU内での行き来が自由になったため、賃金の低い国から賃金の高いイギリスへの移民、
また、シリアなどからの難民が押し寄せ、イギリスの人々から労働力を奪っている・・・
というのが、離脱派の意見だったわけです。

おなじEU圏のドイツ。
こちらも移民や難民はいます。
何を隠そう、私も移民の一人です。
日本人である私は、、先人のおかげで滞在許可やビザなど、ドイツで暮らすための手続きがスムーズでした。
ほかの国だと、こういった手続きがうまくいかない場合もあります。

何とかして滞在が合法的になっても、

言葉がわからない。

ドイツについてわからない。

では、暮らしていけません。
ドイツの方でも、言葉が通じず、ドイツのルールを分からない人々がたくさんいると困ってしまいます。

そこでドイツが考えたのが、インテグレーションコース(Integrationskurs)という教育プログラムです。

簡単に言うと、

安価にドイツ語とドイツ文化について学んでもらい、
将来的にはドイツで働いて納税をしてもらうようにする、

という制度です。

どうせ黙っていてもたくさん外国の人が自国にくるなら、しっかり働けるような人材に育て、税収につなげようということだと思います。
外国人からしたら、安価に移住した国の言葉が学べる上に、その力を使って仕事をし、安定した暮らしができるようになるというわけです。


詳しく言うと、

・6ヶ月から7ヶ月、毎週5日、4時間の語学研修を提携学校で100時間あたり155ユーロで受ける。
・最後のコース後の試験に受かればさらに支払った額の半額が戻ってくる

という仕組みです。

この制度に参加するには、まず滞在許可証があることが第一。
それから配偶者や家族がドイツに合法的に住んでいる、あるいはドイツ国民であることなどのようです。

ここで、「ようです」としたのは、私の友人(インド人)が渡独後すぐにこれに申し込んだときに却下され、
二度目に申し込んだときに許可されたため。
彼女や私の旦那さん曰く
「お役所の人によって言うことが違うから、あるときはOK、あるときはダメ、ということがあるようだ」
だそう。

この制度について知ったとき、私は日本語でいろいろ調べたのですが知りたい情報がなかったため、
ちょっと苦労しました。

けれどダメもとでお役所に申請に行ったら、なんとコースに申し込むことができました。
なので、次回、この顛末をお知らせしたいと思います。

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嬉しくていろいろ書いちゃうと思います。



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ドイツの電車は、車と並行して走る、路面電車のようなスタイルです。
デュッセルドルフでは、中央駅に近づくにつれて地下に潜り、日本の駅のホームのような場所と、駅舎もあったりするのですが、田舎に向かっていくにつれ、道路の真ん中に線路が通り、駅は道路が盛り上がっただけのホームがくっついたような感じに。
そんな駅の周辺は踏切もなく、人々は横断歩道のサインが青になったら、普通に道路を横切るように線路も横切っていきます。
これは、中央駅の周辺も同様です。
最初は電車が至近距離に止まってその前をすり抜けるように歩くのが怖かったのですが、だんだんと慣れてきました。

今日はそんな電車のことを少し。

いわゆる日本スタイルの駅(駅舎があり、切符売り場が有り、それを通す改札口があり)のような駅ではないドイツ。

とはいえまずは切符購入をしなければなりませんね。
中央駅のような駅舎もしっかりした駅には、構内に切符販売機があり、そこで切符や定期券を購入することができます。
では、田舎の方の道路に毛が生えたようなホームしかないところではどうするのか。
駅のホームに自動販売機のような大きさと形の切符販売機があるので、そこで自分の目的地や使用用途にあった切符を買うことができます。
そして、それを持ってそのまま電車に乗ります。

「え、改札は通らなくていいの?」
と思いますよね。
大丈夫。電車の中には、ほら、このとおり。
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入口のすぐ近くにこんな感じの赤い機械があります。
下の口のところに切符を差し込むと、「チン!」という音とともに、その日の日時が印刷されて切符が返ってきます。
これが、改札です。
当日の切符を使う場合はこのようにして電車に乗ります。
旦那さん曰く、車内にも券売機があるそうですが、壊れてることも多いらしい。
定期の場合は、この「チン!」をする必要はありません。
なんだか、知らんぷりしてたら無賃乗車も出来そうな感じ・・・と思いましたか?

それも、もしかしたらできるかもしれません。
しかし、時々ランダムに乗り込んでくる切符点検の人にであったらおおごとです。
切符を持っていなかったら、あるいは切符を持っていてもこの「チン!」をやっていなかったら、
60ユーロを罰金として払わなければなりません。

さて、無事に乗り込むと、電車の中はこんな感じ。
IMG_7704

日本のように中づり広告はありません。

出入り口は、こんな感じ。
IMG_7702

バーの上の方にある赤いボタンを押すと、次の駅でドアが開きます。
ボタンを押さないと、駅で止まってもそのドアは空きません。
乗るときも同様。
ドアの外側にも同じようなボタンがあり、電車が到着したらそのボタンを押すとドアを開けることができます。

ところでこのドア、窓の右の方に乳母車のマークがあるの、わかりますか?
このマークのところの近くには、乳母車を置き、さらに乳母車の持ち主が座れるような広いスペースがあります。
このマークがあるドアは、真ん中の手すりがない仕様になっていることもあるそうです。
赤ちゃんを育てる人たちに配慮しています。

デュッセルドルフ中央駅から大家のおばあちゃんのうちのある郊外に走っていくと、途中でライン川の上を通ります。
晴れたら晴れたなり、雨なら雨なりの景色が楽しめるので、私は大好きです。

おまけ、
デュッセルドルフの車窓から。
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4週間ほど前に最初のうちから今のアパートに引っ越してきた私たち。
元のおうちの大家のおばあちゃんとは、涙涙のお別れをしたのですが、
未だに古い住所に届く郵便物があるため、1週間に一度はおばあちゃんのうちに行っています。
この土曜日もまたおばあちゃん家のあるNikolaus-Knopp-Platz駅へ。
おばあちゃんは木曜日から娘さんたちとイタリアはイスキアというところにあるスパに保養に行っています。

時間もお昼すぎだったので、まずはお昼へ。
旦那さんがここに住んでいた時によく行っていたピザ屋さんに行くことにしました。
「ここのピザはおいしいんだよ。パスタはそうでもないけど」
という旦那さんのレビューを聞いていたので、ずっとピザを食べに来たかったのです。

一軒ほどの広さの入口を入ると、
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手前右にカウンター、左にテーブル席が2つのイートインスペース、中央にレジ、その奥にキッチン、倉庫と長屋状に伸びた店内。

狭いキッチンでは、揃いの白いTシャツを来た男性たちが休むまもなく働いています。
旦那さんは、いつも頼むという4種類のっけのピザ。
私はサラミが食べたかったので、それにハラペーニョをプラスしたインフェルノを。

ピザを待っている間も、出前の電話がなり、出前のお兄さんたちが出入りし、と忙しい様子です。

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ヒゲのおじさんがボスみたい。手前の出前のお兄さんに地図を示しながら次の出前先を指示してます。

ほどなく出てきたピザ。
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アーティチョークの酸味が絶妙な4種のっけ。

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ハラペーニョ、辛いけど、ちょっとすっぱくて美味しいインフェルノ。

一番小さいサイズにしたのと、生地が薄めなのとで、もう少しできちんと1枚食べれそうでした。
(最後、1/8を旦那さんが食べてくれました。)
チーズもしっかり塩味があって、仕上げにかけたてくれるガーリックオイルが食欲をそそります。

店内で話し合うお店の人の会話を聞いて、
「ドイツ語でも、イタリア語でもない」と旦那さん。

天下のパスタの国、イタリア人がやるレストランならパスタがうまくないわけがない。
どうしてこのお店、パスタがそうでもないのかがわかりました笑。

でもここのピザは本当に美味しい。
お客さんがひっきりなしにくるのもわかります。

Firenza Pizzeria
Nikolaus-Knopp-Platz 31
40549 Düsseldorf

その後行ったおばあちゃんの家は、おばあちゃんはいないけれど、おばあちゃんの家の匂いがして、
なんとなく安心しました。

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