ドイツ、天然暮らし。

2016年5月から結婚を機にドイツ暮らしを始めました。 自然の中でのんびり、家族と暮らす毎日を書いています。

2016年12月

クリスマスの少し前、語学学校のクラスメートのイタリア人、カルミネが本場イタリアのピザとお菓子の作り方を教えてくれました。

量りを使わずに手の感覚で材料を混ぜていくカルミネ。
私たちはビデオを撮ったり、カルミネの使うカップなどからおおよその量を見積もってメモしたりしました。

出来上がったのは、

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トマトとツナのピザと、

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カスタードパイ!

魔法のように出来上がっていく料理。
お味はもちろん保証付!

後ほどレシピももらったので、近いうちにアップします。

おまけ。

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街角のツリー。

人通りがそんなに多くもない通りにひっそり、クリスマスツリーがあります。
他にも、会社の駐車場など、「なぜこんなところに?」というところにツリーがあります。

誰かが見るから飾るのではなく、お祝いしたいから飾る。

そんな感じのようです。

明日からしばらく日本に帰るので、ブログは不定期、もしくはお休みします。
1月半ばあたりにまた、お会いしましょう\(^o^)/


 

今日はクリスマスでした。
ドイツでは、もともとほとんどのお店が閉まる日曜日がクリスマスだったので、
いつもよりさらに静かな1日でした。

クリスマスは家族が集まって穏やかに過ごす日。
私たちはドイツでの家族といっても過言ではない、ギゼラおばあちゃんの家に行きました。

私たちを迎えてくれたおばあちゃんは、黒いワンピースに、赤いガラスのネックレス。
ベルリンからおばあちゃんを訪ねて来た長女のカティアさんも、黒いワンピース。

お部屋に入ると、

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クリスマスツリー!
クリスマスにお家を訪ねて行くと、まずはツリーを眺めるのが習慣のようで、
ギゼラおばあちゃんとカティアさんが飾りについていろいろ説明してくれました。

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おばあちゃんがクリスマスマーケットで毎年こつこつ集めた天使ちゃん。
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 いろんな格好の天使ちゃんがいますが、全員パンツをはいてません。

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 50年ものの蜜蝋の飾り。
クリスマスマーケットにも、蜜蝋で作ったクリスマス飾りや化粧品を売っているお店が必ずありました。

他にも、ギゼラおばあちゃんの娘さん、カティアさんとユリアさんが小さな時に作ったクリスマス飾りや、旅先で見つけた思い出の飾りなどがたくさんありました。

おばあちゃんの家のクリスマス飾りは、毎年毎年少しずつ増えた家族の思い出そのもの。
とってもあたたかいです。

あたたかいといえば、これ。
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 おばあちゃんちの暖炉が燃えていました。
石造りのおばあちゃんのうちは、冬は底冷えがするのですが、
この暖炉をつけたら部屋中があたたかい!
暖炉のある一角は、コタツの中みたいなあたたかさ。

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本場ドレスデンのシュトレン。
しっとり、ほんのり塩味がするのが、スーパーのシュトレンと違います。


ユリアさんちのネコ、エミル。
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いつもは家具の後ろに隠れている彼ですが、
こないだ中華屋さんでアイスについて来た飾りを見せたらいつになく寄ってきて、
私たちがいる間中、ずっと遊んでくれました。
あまりに本気で挑んできたエミル。
飾りをつかもうと伸ばした爪に、結局引っかかれましたが、
これだけ遊んでくれたら本望です。

静かに、穏やかに時が過ぎるドイツのクリスマス。

私たちも少しずつクリスマスの思い出を集めていきたいです。

 

カリフラワーのポタージュが食べたくて、
カリフラワーを買いました。

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なんで食べたくなったのか?
わかりませんが、いそいそ作ります。

材料
カリフラワー 一房
玉ねぎ 中一個
コンソメや和風だしなど 合わせて大さじ3
塩胡椒 適量
バター 10g
牛乳 500ml

作り方
①カリフラワーは小房に分け、柔らかくゆでる。
玉ねぎは薄切りにし、バターを溶かしたフライパンで薄く色づくまで炒め、冷ましておく。

②茹で上がったカリフラワーの水気を切り、
玉ねぎ、牛乳と一緒にミキサーなどでスープ状になるまで混ぜる。

③鍋に②を入れ、コンソメ、だし、塩胡椒で調味する。スープの濃さは牛乳でお好みの状態に伸ばしても可!

牛乳をカリフラワーに対して少なめに、ピューレ状に仕上げたとしたら、翌日美味しいアレンジができます\(^o^)/

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冷やご飯、カレールーを加えて、リゾットに。

こっちが美味しくて美味しくて。

以前、実家から麹を送ってもらいました。

これで甘酒を作りたいなーと思っていたのです。

私が聞いたことのあるレシピは、炊飯器にお粥と麹を入れて保温機能で発酵させるものと、
ヨーグルトを作る機械で発酵させるもの。

どちらも今のうちにはないので、どうしようかと思っていました。

インターネットでいろいろ調べ、いくつかのサイトの情報をまとめて、

圧力鍋→土鍋+オーブンでできそうだ!

と分かり、試してみました。

結果は上々!

上品な甘さの甘酒ができました。

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ちょうどこの日レッスンだったドイツ人の生徒さん。
初体験の甘酒を2杯も飲んでくれました。

早速レシピをご紹介します。

材料
米 1合半
水 米の5倍

麹 100グラム
水(麹がひたひたになるくらい)

作り方
①圧力鍋に米と米の5倍の量の水を入れて中火にかける。
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おもりがふれたら、弱火にし、15分炊く。
火から下ろし、10分蒸らしてお粥を作る。

②お粥を作り始めたタイミングで、麹の準備をする。
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麹がひたひたになるくらいの水を加え、30分置いておく。

③圧力鍋の蓋を開け、2分間しゃもじでかき混ぜて温度を70度まで下げたあと、土鍋に麹とお粥を入れ、蓋をし、混ぜてオーブンに入れる。
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④オーブンで100度、10分温める。(予熱中も土鍋はオーブンに入れたままにする)
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⑤同じように1時間に一度、100度で10分温めるのを5、6回繰り返す。
(これをすることで、炊飯器やヨーグルトの機械と同じように温度を一定に保つことができ、お粥と麹が発酵してきます)

⑥土鍋の蓋を開けてみて、甘い味になっていたら出来上がり!保存する場合は発酵しすぎて酸っぱくなるのを防ぐため、鍋に移し替えて一度沸騰させてから冷蔵庫に入れて早めに飲む。
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甘酒、大好きなので、作れるようになって嬉しいです。
時間はかかりますが、手順はそんなに難しくありません。

ちなみに、①の手順でできるお粥も、すごく美味しいです。
炊飯器より断然美味しい。
味付けなしでもいけますよ。

クリスマスムードも大詰めのドイツ。
またまたクリスマスマーケットに行きました。

場所は、デュッセルドルフ空港近辺のカイザースヴェアト。
ここで手作り品が中心に売られているマーケットがあるはず。。
でしたが、
会場に行ってみたら、

「クリスマスマーケットはやりません」

との表示。

かなりがっかり。

「この近くにもあるはず!」

と車を走らせていると、
カイザースヴェアトの街の中心で小さなマーケットが開かれていました!

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日曜日の夕方。
たくさんの人です!

まずは、食べ物。
人が集まるところには必ずある、
カトーフェルンプーファ。

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じゃがいもを小さく切ったのと、小麦粉を混ぜたものを油で揚げたもの。
横に見えるのは、アプフェルムース。
りんごのピューレです。

今まで
「カトーフェルンプーファはそのままが一番美味しいから」
と言われ、アプフェルムースなしで食べていたのですが、

「何事も経験だから」と、アプフェルムース付きで頼みました。

外はカリッ、中はもちっとしたカトーフェルンプーファの塩味に、甘酸っぱいアプフェルムース。
意外と合います!

マーケットは人がたくさんなので、街中を探索することに。

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マーケットのすぐ近くには、こんな橋があります。
下は川ではなく、草はら。
遊具などがあり、暗い中、子供が遊んでました。

街の周りをぐるっと草はらが囲んでいるようで、これまた暗い中、人が歩いてました。

街は石畳み。
古い建物が並びますが、中に入っているお店はどれもセンスが良い!
シックだけど若々しいマダムに似合うきれいな色の服を揃えたブティックや、
歴史を感じる建物にフランス料理屋さんが店を構えたりしています。

街はライン川にも面していて、これまた暗い中、
おじいさんとおばあさん夫婦がしみじみと川を走る船のネオンを見ていました。

小道が多いカイザースヴェアト。
気になる小道を歩いていくと、どこかか歌声が。

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小道が急に開けて広場があり、そこに教会がありました。

扉には「コンサート」の表示。

今夜は教会でコンサートがあったんですね。

街から再びクリスマスマーケットへ。

お店でグリューワイン味のキャンディを買い、
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グリューワイン(こちらは飲み物)を辛抱強く待つ列に並んで、

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グリューワインをゲット。

マーケットには他にもココアやエッグノッグのような温かい飲み物もあって、いつも迷うのですが、やっぱりグリューワインを頼みます。

今年のクリスマスマーケットは、これが見納めかな。


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