日曜日の午後、陽気がとってもよかったので、
「天気がいいと眺めが素晴らしい」と前々から聞いていた
ゾーリンゲンのお城に行ってみることにしました。


山を抜けてお城が見えてきました。
これがお城の門。
お城の外に駐車場があって車を止めます。
たくさんの人がいました。

中はすぐお城！
ではなくて、
ちょっとした町のようになっていました。

門と町の間から、こんなかわいらしい街並み。
居酒屋やお土産屋さんがあります。

お土産屋さんの前の広場。
大きな木が人々の憩いの場になっています。

急に雲が陰ってきて、このとき雨が降ってきましたが、
木の下にいたので大丈夫でした。

すぐ雨はやんで、

お城までの道を歩きます。
坂道。

お城が見えてきました！
お城の中は、大人５€で入れます。

騎士の間。
広間のぐるりを木のベンチと窓が取り囲んでいます。

礼拝堂。

二階に上って、窓からの眺め。
昔からきっと、この眺めは変わっていないんだろうな・・・

お城の展示室には、お城の周りの森に住む動物のコーナーもあります。

食堂。

キッチン。
かまどの周りでいろんな料理を作ったんでしょうね。

お城の外廊下から見た城の外見。
大きくて立派です。

急に思い立って出かけてきたけれど、とっても大満足のゾーリンゲン。
帰りに、お城門の中のカフェでワッフルを食べました。

コーヒーもまったりとコクがあって、
ワッフルはふわふわもちもち。

嬉しい週末でした。

先週土曜日の買い出しにスーパーに行き、
お買い物ポイントで買える、お皿を買いました。
ポイントがお皿分よりも多くあったので、
レジで「これ誰かにあげてください」、と旦那さんが余分なポイントシールを渡したら、
レジのお姉さんがにこっと笑ってくれました。

そして、「あなたに」と、レジの下からバラを一輪取り出して、私にくれました。

「どうしてレジでバラを配ってるんだろう？」と旦那さんに聞いたら、
「たぶん、母の日だからじゃない？」と。
そして、
「次の人も女性だったけど、バラをあげていなかったから、
たぶん、お母さんと見受けられる女性にしかあげてないのかも」
と。
「私、お母さんに見えたのかな？」とさらに質問。
「いやそれは、お買い物ポイントをあげたからだと思う」と旦那さん。

旦那さんが親切で余分なお買い物ポイントをあげたから、
レジのお姉さんは代わりに私にバラをくれたようなのです。

あの、旦那さんが余分なお買い物ポイントをお姉さんに渡して、
それからお姉さんがにこっと笑って、
そして私にバラをくれた、

その一連の場面の雰囲気がとってもあたたかくて、優しくて、今思い出しても笑顔になります。


もらったバラ。

土曜日は旦那さんの散髪でした。
いつもどおり、ヨウダさんとのおもしろトークに花を咲かせてお店を出たら、
時間は１時すぎ。
元々おうちでごはんを食べるはずでしたが、
ヨウダさんの隣に、ずっと気になっていたお店があったので、
そこに入ってみることにしました。

お店の前には小さなテーブルが並んでいて、そこであーでもない、こーでもないと話し込む人々。
ドイツ語ではありません。
中に入ると、右が調理・注文カウンター。左がイートインスペース、

（イートインスペースからの眺め）

中央がスーパー、スーパー左にパンコーナーと肉コーナー、


そしてさらに奥がバー・カフェコーナー。
意外と広い店内。

調理スペースの上にはメニューが書いてありますが、
私、メガネもしていないし、よく見えない。
かろうじて読むんだけど、なんだかドイツ語っぽく見えない。
でも旦那さん、「土曜日限定メニュー」を見つけて、それを頼みました。
調理スペースのお姉さん（お母さんと一緒に調理スペースを切り盛り）が、
「もうお肉がないのよー。あっ、でも奥の肉コーナーにあるかも！そっちで頼んでみて！」
というので、
奥のお肉コーナーへ。
普通のお肉屋さんみたいに、商品陳列ガラス棚があって、
その中に生肉から調理済み肉までいろいろ並んでます。
肉コーナーのおばちゃんに、「土曜の肉ある？」と聞くと、
「あるわよ、でもこんな感じだけど」
と残った肉を見せてくれる。
「イートインの１人前分ください」と言って頼むと、
「はいよ」と、紙に包み始めたので・・・
「あっ、イートインで食べるの！」
と言うと、「それを先に言ってくれなきゃあ〜。じゃあ、あっちで待ってて！」
と言われる。

かくして来たのがこれ。


山盛りの骨付き子豚肉に、パン。
パンはやわらかー
お肉は塩のみの味付けみたいだけど、しっかり味がして、
かつ脂ものっていてとってもおいしい。
ほんのりあたたかい。

肉好きなら垂涎ものの味だと思われます。

二人でこれを食べたので、なにか他にもつまみたいなと思う。
調理スペースのカウンター横には、おいしそうなケーキが冷蔵庫に入ってます。
トルコっぽいお菓子や、ショートケーキっぽいもの。

「これと、コーヒーたのもうか」と、私は奥のカフェスペースへ。
こちらはお昼からお酒を飲んで談笑する人々がいました。
カフェカウンターを切り盛りするのも、女性たち。
「コーヒーありますか？」と聞くと、「モカしかないのよ。強いコーヒーよ」と言われる。
よくわからないけど、とりあえず頼んでみる。
出てきたコーヒーにお金を払い、自分でイートインスペースに持っていこうとすると、
「あらあら！！」と言いながら、肉コーナーのおばちゃんが寄ってきてくれて、
「私が持ってくから！」とコーヒーを運んでくれた。
優しい。


コーヒーには大きなウエハースがついてきた。
ので、ケーキは頼まなくていいかな、という話になりました。
コーヒーはすごく濃い味。
でも酸っぱくなく、コクがすごくあります。
ミルクをすこし入れてもらったからか、クリーミー。
飲み干したら、カップの下にコーヒーの粉が溜まっていた。
トルココーヒーみたいな淹れ方をするのかもしれない。

食べ終わって、肉のお勘定を払い、
肉コーナーのおばちゃんに、
「コーヒーカップはどこに下げたらいい？」と聞くと、
「そのままにしといて、ありがとね」
と笑顔。

初めて来たのに、とってもあったかく接してくれて嬉しい。
お店のほかの女の人たちもみんなにこにこしてます。

ここはきっと、ほかの料理も美味しいんだと思う。
お客さんは常連さんが多いみたいです。
旦那さん曰く、バルカン地方の人たちらしいです。

Minas
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