日本から来ていた
国境マニアの大学の先輩
(旦那さんの後輩)
と、

国境の町に行った夜に
デュッセルドルフ
オーバーカッセルにあるイタリアンに行きました。


小柄で気難しい顔をした
おじいさんが出てきて、

黒板に書いてあるメニューを
イタリア語なまりのドイツ語で話し、

「飲み物は?」と聞いてきました。

私が飲み物を持ってきてもらって
「グラッチェ」と言ったら、
途端ににこーっと笑ってくれました。


お通しのブルスケッタ。

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全ての材料の配合が絶妙!
もっと食べたかった。


私が頼んだのは、

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カリフラワーのスープ
(かりかりベーコンが桜エビみたいに味わい深かった)

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イカにご飯が詰めてある焼き物
(レアのイカがぷりぷり!)


食べ物を食べている間も、
旦那さんが私のサラダを食べようとすると、

「だめ!この子のサラダだぞ」
みたいなことを言ってたと思えば、

私が旦那さんのパスタをつまみぐいしようとしたのを
見つけて、

「ああ、この子がパスタを食べるなら、
 代わりにサラダを食べてよし」

と言ってきたりして、
面白かったです。


こういう接客の仕方、
日本ではあまりないから、

「なれなれしいな」と思う人もいるかもしれませんが、

私はへんくつなおじいさんが
こうやって、
気難しいのか、冗談なのか、
そこのぎりぎりで遊んでいるのに
付き合うのが結構好き。


おじいさんの他にも、

ドイツ語がすごくきれいで、

「ゆっくり話したいのなら、
 料理もゆっくり持ってこようか?」

と丁寧に聞いてくれるおじさん
(食事後に写真を撮ってと頼んだら、
 快く何枚も撮ってくれた)
や、


「役に立とう!」と張り切りすぎて、
お会計してるところへ
デザートのメニューを持ってくる
若い男の子がいたりして、


いろいろ面白いレストランです。


デザートがおいしそうだから、
今度はメインを食べすぎないようにしたらいいかな
って思ってます。


バルバロッサプラッツの傍の広場にありますー。