ドイツ、天然暮らし。

2016年5月から結婚を機にドイツ暮らしを始めました。 自然の中でのんびり、家族と暮らす毎日を書いています。

カテゴリ: ヨーロッパ各国

コロナ禍で大好きな野球の練習がなくなった旦那さん。
2年前に日本に帰った時からジョギングを始めました。
そして、今やマラソン大会に出場するまでに。

5月末にルクセンブルクでマラソン大会があり、
それにくっついて
私と息子も初ルクセンブルク旅行と相成りました。

デュッセルドルフからは車で2時間半。
その途中に、
6年前渡独してきた私と、
一緒に旅行に来た両親を旦那さんが連れてきてくれた
ビットブルクという町があります。
この町にはドイツのテレビでCMが出るくらい有名なビール、
ビットブルガーの工場があり、
ビール大好きな両親とともに醸造所見学をして、
ビールをしこたまのんだ記憶があります。

そしてね、
このビットブルクにはもう一つ、
もう一度食べたい、食べたいと思っていたものがあるんです。

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お肉屋さんの、

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パン。

よくあるドイツのパンに
ハムやサラミ、玉ねぎにチーズをはさんで
レンジでチン。

チーズがとろーりとろけてたまらないんです。

他のお肉屋さんも
パンにソーセージ挟んだり、
ハンバーグ挟んだりしたものは売ってるけど、
このパンはまだ、他で見たことがない。

息子もがっついて食べていて、
追加で1つ買ってくることに。

さて、
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ルクセンブルク。

土曜日夕方に着き、街中へゼッケンを取りに行きました。
公園の入り口にこんな素敵な移動カフェがありました。
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生のお花が飾られて、そこにスピーカーが隠されてます。
スピーカーから流れるのは優美なクラシック。
カフェのお兄さんも天使みたいに穏やかで、
ハッピーそうで、リラックスしてて。

こんな人になりたいなぁって心底思いました。


旦那さんは19時からマラソンへ。
息子と私はホテルの部屋で夕食を食べながら遊んでました。

翌朝、ルクセンブルクの街歩きへ。
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ものすごくきれいな車内。
息子は前日から電車に乗りたがってたから、大喜び。
旦那さんが大会でもらったメダルを下げて上機嫌でした。

息子の気分で町をそぞろ歩いて、

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こんな不思議な光景に出会ったりしました。


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坂道を駆け降りる旦那さんと息子。

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ルクセンブルクは崖の上に新しい建物のある中心地があり、
崖の下に古い家々が立ち並んでます。
坂の多い町です。

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左手が崖。右手が崖の下の旧市街。

旧市街の周りには川が流れ、
奥の方に小さな滝のようなものもあります。

坂道を登りきったところに展望台があり、
そこから観光バスが出ていました。
息子はそれに乗りたいと大騒ぎ。

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乗りましたよー。

大興奮で乗った割に、息子はすぐに寝る。
車内案内のイヤフォンからは、いろんな国の言葉で
ルクセンブルクの観光地や歴史について説明してくれます。

町の中に戻ってきたら、
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ポルトガルの若者たちが伝統音楽を奏でて歌うのに遭遇。
見ていたら、彼らの一人にローブをかぶせられて、
写真で旗を持って踊っているあたりに、
その他数名の同じくローブをかぶせられた女性とともに
若者たちと向かい合う形で立たされました。

そこで一曲、セレナーデが歌われて、
いきなり連れていかれた女性たちと私は
どぎまぎしながらも、美しい曲を聞きました。

この広場の近くで昼食を食べることにして、

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旬の白アスパラスープと
息子が食べそうなフィッシュアンドチップスを頼みました。

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広場には無料の水くみ場が。
右下にはわんこ用の水のみ場もあります。

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電車の外観。

ルクセンブルクは清潔でしたー。
人々はフランス語を話すけれど、英語も通じました。
ドイツ語を話す人もいましたよ。

誰が何語を話すのか分からないので、
ちょっと挙動不審になる私たちでした。

おまけ

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ドライフルーツとミントのジャム。
今学んでいる薬草の授業の宿題です。

味付きチキンのサラダのドレッシングに混ぜたら
一段上の味になりました(*^-^*)





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9月、
旦那さんのお友達のところを訪ねたら、
懇意にしているワイナリーに
連れて行ってくれました。

小さなぶどう畑で採れたワインを
手作業でワインにしています。

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早速試飲。
普段は地元のレストランに卸して
なくなってしまうのが、
コロナの影響で捌けなかった分、
一般にも販売できるように
なったそうです。

2019年と2020年の。
最初は味の違いがあまり
わからなかったけど、
ワインの温度が上がるにつれ、
歴然と判別できるように。


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お弁当に作った
マリネやチーズ。

ワイナリーのルディさんがくれた、
ニシン。

お魚が合うワインでした。

平日はエンジニアとして働き、
週末はワイナリーでぶどうの世話をする
ルディさん。

旦那さんのお友達と
海外駐在時代の武勇伝で
大笑いしていました。


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今までワイン畑で気になっていた
バラの花の秘密。

ぶどうより先に伝染病にかかるので、
バラが病気になったらすぐ対策できる
からだとか。

暑すぎても寒すぎても
問題が発生するぶどう。
2020年はあまり暑くなく、
雨も多かったから、
管理が大変だったそうです。


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お昼を食べた
ワイン畑隣の
ワイン工場の屋根にもぶどうが。

こちらはワイン用ではなく、
そのまま食べる用なんですって。

箱にたくさんつめて
分けてくれました。

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旦那さんのお友達からは
たくさんのオランダ土産。

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ルディさんのぶどう。
甘くて美味しかったなあ。

たくさんもらったから、
階下のおばあちゃんや、
託児所の先生にもお裾分けしました。

ボーデン湖のほとりの友人宅で朝食を取り、
(家ではみそ汁とごはんなんだけど、
 お友達の買ってきてくれたパンとフルーツで
 朝ごはんにしたら、息子、
 一人でお行儀よく食べてくれていて、
 和食だとしっちゃかめっちゃかになりやすいのに 
 洋食は用意も楽だし、食事中も平和だし
 すごいな!!と思いました)
一路スイスへ!!!
ちょこーっと入り込んで、


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ライン川の滝を見に行きました。
石で作られた階段を少しずつ下りながら、
だんだんと滝に近づいていきます。

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息子は歩いたり、歩かなかったり。
歩かないときは私がだっこだったから、
きつかった(;^_^A


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だんだんと轟音が近づいてきます。
上から見た時には想像ができないほど
迫力が増していきます!!!


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この圧倒的な水量!!!!
本当にすごいです。

見ていると無になれます。

大人もびっくりするから、
子どもはもっと怖いはず。

息子も半泣きで、
もっと小さい子は号泣してました。

この滝を船に乗ってさらに間近で見られたり、
水が打ち付ける川の真ん中まで通路があったりするので、
そこに人がいたりしましたが、

あまりぎゅうぎゅうになるのもいやだったし、
息子がいたらさらに危険だから、
また平穏になってから訪れようということになりました。

帰り道に
お友達のおじいさんが絵の修復を手伝ったという
教会に寄りました。

勝手に、
田舎の小さな教会と思っていたのだけど、
大きな駐車場に観光バスが止まって、
休憩所もあるくらいの立派な教会だったので
驚きました。

中は写真が撮れなかったので、
記録はなし・・・

この日の夜は
お仕事を早く終えてくれたお友達と一緒に
ボーデン湖をぐるーっと歩いた先にある
ビアガーデンでご飯を食べました。


ご飯を食べていたレストランから
ルールモントの城壁が見えるんですけど、
そのあたりに何やら中世の格好をした人たちが集まって
ブースを出したり、
人形を並べたりし始めていたので
ご飯を食べ終わったら行こうということになりました。


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城壁の前にベンチが並べられて、
人々が座り始めると、
おじいさんとおばあさんが演奏を始めました。


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オトナの方がワクワクしている笑
(私たちもその一部)


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いろんな人形をおじいさんが取り出して、
さまざまな動きで観客を楽しませてくれます。

この縞模様の人形は、
胴の部分がびよーんと伸びるのです。


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こんな感じ。


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カエルの人形。

オランダ語だったのではっきり分からないけど、
「キスをしたら王子になるよ」
みたいな感じでおじいさん操るカエルが
観客の女の子に迫って、
女の子が本気で嫌がってるのがかわいかった笑

年季の入ったお人形、
私も子供だったらちょっとこわいなぁと
思っただろうなと思います。
(NHKの教育番組の人形劇も、
 ちょっとこわかったりしますよね)

でもその怖さとか、こっけいさとか、
そういうのが子供時代に必要なんだろうなぁと
思いました。

オトナになると、
それを超越して楽しめる感じなのかな。
オトナの方がこの人形ステージに引き込まれていたのは
そんなことがあるからかもしれません。


先週の金曜日から両親が来ています。
4年前ドイツに初めて来たときに私がお土産で買った靴を
父が履いていて、
私もかわいいなぁと思って買ったやつだから
大事にしてくれていてうれしいんだけども、
新しいのを買ってもいいんじゃないかなぁーと思ったので、
オランダのルールモントに行ってきました。

日曜日はドイツのお店はほとんどしまってしまうので、
特にデュッセルドルフの日本の人などは
オランダのこのルールモントの
アウトレットに来ることが多いようです。

でもね、アウトレットを出てすぐの
ルールモントの町も素敵なんですよ。

町に入ってすぐに、

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こんなB&Bホテル兼レストランがあります。
町に入るたびに「すてきだなぁ」と思っていたんだけど、
この町に来るのは決まって寒い時期だったので、
テラスでご飯を食べる勇気がなかったのです。

この日は小春日和で、天気もとってもよかったので、
ついにここでご飯を食べることにしました。


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このときはお客さんはまばら。
でも私たちの後からずんずんお客さんが入って、
あっというまに満席になりました。

メニューは
オランダ名物のコロッケ、
パンケーキに
ハンバーガー、
サンドイッチなどなど。

ウェイトレスさんたちが若くて、素朴で、
とってもかわいらしかったー。
英語ももちろん通じますよ。

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奥がフェタチーズやオリーブの入ったサンドイッチ。
手前がトマトスープ。


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コロッケ。
付け合わせはポテトかパンを選べます。

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シーザーサラダ。
このサラダに乗っているチキンがおいしかったですよー!

写真にはきちんと載ってないけど、
ハンバーガーもお肉がジューシーでおいしかったです。

ご飯を食べているときに、
レストランから見える城壁の近くに、
中世の格好をした人がブースを出したり、
人形をたくさん持って集まってきているのが見えました。

「なんだか楽しそうなことが始まりそう!」
と思ったので、
ご飯の後にそちらに寄ることにしました。

その様子は次回!

De Pastorie






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