ドイツ、天然暮らし。

2016年5月から結婚を機にドイツ暮らしを始めました。 自然の中でのんびり、家族と暮らす毎日を書いています。

カテゴリ:ヨーロッパ各国 > ベルギー

アントワープに行ったら
絶対行ってほしいシーフード屋さん

その名も
Fish a go go
(いけいけさかなクン、と意訳します(#^^#)
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今年の冬、
初めてアントワープに行ったとき、
ちょっといいレストランでたらふくムール貝を
食べて帰る途中に、
店じまいをしたこのお店の前を通り、

「ここ気になるねぇ」

って旦那さんと言ってたのです。

かくして今回、
ここにやっと行けました。

すごい人で、
席も立ち食いがほとんど。

二階にはテーブル席もありますが、
いっぱいいっぱい!

だけど少し待って
ちょうど調理場の向かいの席が空き、
皆で座って食べることが
できました。

生の牡蠣に
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ベルギー名物のコロッケを
超贅沢にエビたっぷりにしたり、
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もちろんグリルエビも、
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アントワープ名物
蒸しムール貝も、

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海の幸がなんでも食べられます♡

狭い調理場、
1つの鉄板で全部調理して、
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きっとタレも1つしかない。
でもそれがすーごいおいしい。

白ワインがとまりませぬ。

市庁舎広場の近く、
アントワープのどまんなか。
ものすごいちっちゃい店だけども、
すごい人だかりです。

英語ももちろん通じます★

さて、前日はビール祭りを堪能した私たち。


ホテルで朝食付きプランに

しなかったので、

チェックアウトしてから町に

朝ごはんにでかけました。


アントワープ在住のお友達に

おいしいパン屋さんを教えてもらったのに、

なんと閉まっている!!!

しょうがないので、近場で探すことに

しました。


すると、

まっさきに見つかったのがここ。



ローカルストア=地元の店

とな。


これは入るしかないじゃないですか。



店内はとっても広くて・・・


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思い思いの場所でくつろげそう(#^^#)

お店では雑貨も販売。

食材以外にも植物や食器など、

おしゃれなものがあります。

キャッシャーのところには、
おいしそうなハムやチーズ、総菜が(#^^#)
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テイクアウトもできるそうですー。


まずはコーヒーやチャイなどを頼んで・・・



チャイはちょっとぬるかったけども、

味はおいしかった(#^^#)


柔らかいクッキーみたいなのが

ついてきました。

これがおいしかった!!


手作りの優しい味がしました。



朝ごはんに選んだのはこれ。

オムレツなんですけど、

フライパンにじゃーっと卵を流して焼いた

シンプルなもの。


ベルギーの家庭の

朝ごはん、なのかな。


素朴でほっとする感じでした。


男性陣は

パン3つに、

ハム、チーズ、卵サラダ、ジャムの盛り合わせの

「ザ・朝ごはん」セット。


ハムもチーズも、

お店のショウウインドウにおいてある

新鮮なものをスライスして

出してくれます。


これおいしかったー!


さすがに食べきれず、

テイクアウトをお願いしたら、

紙袋に入れてくれました。


お店の人たちはみんな若くて

感じのいい人ばかり(#^^#)


近所にあったら

週1とかで行くだろうなぁ。


外で朝ごはんって楽しいですよね(#^^#)

先週末、

ベルギーアントワープに

再び行ってきました。

 

というのも

9月30日、10月1日の二日間、

アントワープの

De Koninckというビールの醸造所で

ベルギーのビール祭りがあったからなんです。


そもそもここに行くことになった経緯が
ちょっとおかしくて。

日本人ソフトボール大会の前日、
旦那さんのチームは必ず韓国料理屋さんで
飲み会するんですよ。
そこでしこたま飲んで、
その後二次会。

さらに飲んで酔っ払っているときに、
このビール祭りに行った人が

「この祭りはすごいんだ」

というので、

「じゃあ行こう!」と

旦那さん、私、もう一人のお友達が即決。

なんですが・・・

その翌日、お友達から

「アントワープ行きますか?
 それなら有給とります」

みたいな連絡が来て、

「そういえば、『アントワープ行こう!』って
 盛り上がってたけども、どうして
 そうなったんだっけ」

と旦那さんと私、理由を度忘れ。

「ビール祭りはあるって言ってたけど、
 わざわざアントワープに行こうって
 思うほどのものなんだっけ・・・?」

と正直思いながら、
当日となったわけです。

で、当日。
お昼にデュッセルドルフを出て、
途中渋滞もあったので4時くらいにアントワープに到着。

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大雨がちょうど上がって、
会場には長蛇の列ができてました。

もともと、

「どうしてこのビール祭りに
 来たいんだっけ?」

と思っている私たち。

「なんか・・・こんなに待つなら、
 祭りじゃなくてこの醸造所直営店に
 行かない?」

と列に並んでぶぅぶぅ。

「いやでも、
 あの日に『行こう!行こう!』って
 あれだけ盛り上がったんだから、
 きっとそれだけの価値があるはずだ」

と自らを励ましつつ、

結局1時間待ちで会場にやっと入れました。

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かくしてお祭り会場。


倉庫のような会場には、
ベルギーを代表する醸造所のブースがひしめき合っています。


 

入り口で3€のビールグラスを買い、

それぞれの銘柄のビールは

1€で入れてもらうことができます。

 

それぞれの銘柄の人たちが

自信をもって提供してくれますー。

 

外にも広場があって、
すれちがうのも大変なほどの賑わい!


テントの中で飲み食いできる場所もあれば、
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サラミ
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コロッケ、

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ハンバーガーやポテト
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などのフードトラックも充実。

軽食と一緒にビールを楽しむことができます。


 

もともとこのビール祭りの話を聞いたときには

 

「De Koninckのビールだけを飲む

 小さな祭りなのかな」

 

と思っていたのですが、

予想を超える充実ぶりで、

 

「来年も来よう!!!」

 

と早々に決めました笑

 
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お腹もいっぱいになって、トイレも済ませて再び下道を走ってしばらくすると、
ベルギーの街、目的地ディナンにつきました。

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岩山の上にある要塞のお城と、右に見える大聖堂が印象的な街。
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古い町並みに石畳。
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川沿いの景色もいい感じ。
風が強くて寒い日でした。
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大聖堂は一度、岩山の崖崩れにより倒壊したのですが、再び立て直されたそうです。
黒っぽい石造りで荘厳な雰囲気の大聖堂。
見た目からしてかっこいいのですが、中はもっとすごかった。
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祭壇右にあるステンドグラス。
大きい!あざやか!!!
たくさんの人が見入っていました。
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祭壇の後ろのステンドグラスも迫力がありました。
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マリア像。不思議と惹かれる魅力がありました。

岩山の上の要塞までは、階段をひたすら登るコース(要塞への入場料のみ)と、
ロープウェーのコース(追加料金)があります。
寒いし、ロープウェーで行きました。
だんだんと下の街並みが遠ざかり、岩山に生えている春の草花の景色を楽しんでいるうちに、
上に到着。
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石畳の広場の周りに建物があります。
建物の中は、第一次世界大戦の博物館になっていました。
音や映像などで戦争の悲惨さを伝えています。
炎のようにメラメラ燃える赤い照明とか、
真っ暗な部屋で影だけが横切り、悲鳴が聞こえる演出など、
五感に訴えかける仕掛け。
子供の時に行ったら、ちょっとトラウマになりそう。
でも、これくらい恐ろしくすれば、戦争したいと思わなくなるんじゃないかなー。
というか、思って欲しい。
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要塞の上からの町並み。
茶色いレンガ造りの昔ながらの建物が目立ちます。
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別の角度から。
大聖堂、すごく大きい。

ディナンのすぐ隣はLeffeという町です。
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ビール好きなら知っている方もいらっしゃるかもしれません。
ベルギービール、Leffeの故郷です。
すごく小さな町です。
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この修道院で作られていたらしいLeffeビール。
でも人も全然いなくて、すごく静か。
後から知ったんですが、実はビール博物館があったらしい。
行きたかった!

Leffeビールの故郷で、どうしてもLeffeを飲みたかった旦那さん。
外の寒さに凍えていた私、「私は紅茶を飲む!」と言い張りました。
で、修道院の近くにあったレストランぽい建物のドアを叩きました。
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右のテラスに回ると、
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こんなデコレーションが。
レストランの中もテーブルセッティングがしてあり、なにかパーティーでもありそうな予感。
お店の中にいた人に「ビールとお茶だけでもいいですか」と言ったら、
「このテラスでもいいなら」とサーブしてもらいました。
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紅茶はかわいらしいポットに入って、かわいらしいカップに注ぎます。
ビールにはおいしいチーズがついてきて。
寒い外でしたが、紅茶で体が温まり、ビールを味見する元気が戻ってきました。
ドイツの白ビールに似たまろやかな味。好みです。

レストランのトイレ。
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今でこそ屋根がついてますが、完全に外付けのトイレ。
昔ながらでいいなあ。
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外でも食べられるみたい。
天気のいい夏の日に、ビール博物館に行って、ここでごはん食べたい。

さて満足したところで、
再び家路につきます。

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途中、素晴らしい模様の牛さんがいる牧場を通りがかり、撮らせてもらいました。
突然の怪しいアジア人の訪問に、左側の牛さんはびっくりしてました。
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牧場の建物。
昔からの建物を、普通に使っています。
フランスでもそうなんですが、古いレンガ造りの建物をそのまま映画館にしたり、
フィットネスクラブにしたり、あるものを使い続けるところがたくさんありました。
古いから、いい、とか、新しいからどうとかじゃなくて、
普通に使い続けている気のはらない感じ。
ドイツで古い街に行っては感動していた私たちですが、
それを観光地でもなんでもなく、特別な感じでもなんでもなく、
本当に普通に暮らし続けている街があることに感動しました。

フランスは食材も、料理方法もたくさんあって、美味しいもの好きにとってはたまらない国でした。

 

アントワープ滞在4日目、最終日の今日はアントワープ駅のとなりにあるアントワープ動物園に行きました。
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アントワープ王立動物学協会によって運営されているこの動物園は、
1843年に一般公開が開始された歴史ある動物園。
ヨーロッパでも最も多くの動物を所有し、
その展示方法もユニークなことで知られているそうです。

開園少し前に着いた私たち、なかなか係員の来ないチケット売り場で待っていたら、
おじさんが寄ってきて、
「一枚チケットあげる」と、入園券をくれました。
一枚19ユーロのチケット、一枚分が浮きました。
ありがたい!

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入り口近くにはフラミンゴ。
寒い時期だから、暖かい室内にいます。

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蝶の展示館。
熱帯を思わせる暖かさの室内に、蝶が自由に飛んでいます。
歴史ある建物に熱帯の植物のコントラストがモダン。

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なんだか分からない、ハナの長いねずみちゃん。
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コアラ。
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ゴリラ。
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水族館
ぐるぐる廻るスロープのようになだらかな急斜の作りになった動物園には、
屋外展示と展示館が点在して、
なんだか探検しているような気持ちになります。

動物たちも、普通の動物園よりスペースのある場所にいました。

たくさん歩いたので、動物園併設のカフェへ。
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お茶を頼んだらベルギー名物のお菓子が付いてきました。
紫のやつは、まわりがカリッとした砂糖衣みたいで、
なかが柔らかいグミみたいになっています。
見た感じすごく甘そうですがそうでもなくて美味しかった。

お昼はアントワープ駅近くのレストランで、

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ビールと、
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トマトスープを。

3泊4日、アントワープを堪能しました!
アントワープはすごく居心地のいい、文化のある街でした。










 

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