ドイツ、天然暮らし。

2016年5月から結婚を機にドイツ暮らしを始めました。 自然の中でのんびり、家族と暮らす毎日を書いています。

カテゴリ:ドイツ生活あれこれ > 役所での手続きなど

以前ドイツの駅には改札がないため、電車の中でランダムに検札があるという話をしました。
これ、バスの中でもあります。

まず、普段バスに乗る時は、いくつか方法があります。
①バス前方のドアから乗り、運転手に 定期を見せる(紙媒体の定期)
②バス前方のドアから乗り、運転手脇にあるカードリーダーにカードタイプの定期をピッとする 
③バスに乗り、運転手から切符を買う
④バス中央、普通は降車する人が利用するドアから入る

①から③の方法だと運転手にチケットや定期があることを証明できますが、
乗る人が多いとき、人びとは前方ドア、中央ドア、入りやすい方から乗車していきます。
すると、中央ドアから乗る人が切符を持っているか、運転手さんは分かりません。
しかし特に何事もなく人びとは乗車して、降車していきます。

私も中央ドアから乗ることが多いのですが、
「自分は定期を持っているけど、疑われたりしてないかな?」
と意味もなくドキドキしたりしてます。

と、今日バスに乗り込んでしばらくしたら、
「切符見せてください」と検札の人が来ました!
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分かりにくいですが、真ん中のベージュのジャケットの人が検札の人。
普通の服を着て、クレジットカードリーダーみたいな機械を持ってます。
左のおじさんは、切符を財布から出そうとしてます。

正しいチケットを持ってるのは確かなのに、
検札の人が私の定期を確認する間、ムダにドキドキします。
 

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先日学校に行くのに電車に乗っていたら、ある駅で郵便ワゴンを持った郵便屋さんが待っているのを見かけました。
以前にも、乗っていた電車に郵便ワゴンとともに乗り込んできた郵便屋さんを見たことがあります。

そこでこんな絵日記を書いたら、帰宅した旦那さんが、

「そういえば、ドイツの郵便屋さんは電車に乗るよ」と教えてくれました。
(絵日記をフェイスブックに載せてすぐだったので、『よくチェックしてるなー!』とびっくりしました)

旦那さんによれば、郵便局に郵便屋さんが集まって郵便物を受け取り、担当の区域に行くのに電車を使って移動する人もいるんだそう。
ドイツの定期は駅から駅ではなく、「デュッセルドルフ市内」というように区域内は自由に乗り降りできるものなので、郵便屋さんも彼ら自身の定期を使い、より便利なルートを使っているようです。

ちなみに郵便屋さんは自転車で移動する人と、手押しのワゴンの人がいます。

察するに、住宅が密集しているところはワゴン。配達先がまばらなところは自転車なのではと思います。

こういう、「使えるものはなんでも使う」みたいな感じ、結構好きです。

デュッセルドルフは大きな街なので、電車や地下鉄、バスなどの交通網が発達しています。
私も語学学校に行くのにバスや地下鉄を利用しています。

以前、電車に乗っていた時の不思議な出来事を書いたことがありましたが、バスもなかなか面白いことが起きます。

まず、時間通りに来るのはラッキー。
遅れるのは常。
やっかいなのが、早く来て早く出発することがあること。
ギリギリにバス停に着いたら、バスが早発したなんて分からないから、「バスまた遅れてるのかな?」なんて思いながら来ないバスを待つ羽目になります。

遅れがちなバスはバス停とバス停の間を猛スピードで走ることもしばしば。
雨の日にこれをやられると、急ブレーキがこわい。

バスの運転手さんも様々な人がいます。
工事中の狭い斜線ではみだして、現場に置いてあるカラーコーンを倒す。車外に出てるカラーコーンをそそくさと立て直し、工事現場のおじさんに謝ってたり。
時間に遅れてるバス同士で我先にと次のバス停に着こうと猛スピードで競争し、クラクション鳴らしまくり。赤信号で止まったと思ったら、急にバスを降りて一方の運転手と口論したり。

もちろん穏やかな運転手さんもたくさん。
大荷物のお客さんのカートを持ち上げてあげたりしてくれる人もいます。

バスも、せっかくのバス停案内のテレビが壊れていて見えないままとかも普通にあります。

いろんなバスがあり、いろんな運転手さんがいますが、安全運転をなにとぞよろしくお願いしたいです。

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昨日、日本の運転免許証をドイツのに書き換える手続きをしてきました。

方法は以下の通り。

1、日本領事館で日本の運転免許証をドイツ語に訳してもらう。
2、後日日本領事館に出来上がった訳をもらいに行く
3、 住んでいる市のStraßenverkehrsamt(交通局)に行く
  予約するといいようです。私の場合は例によって旦那さんがしっかり予約してくれてました。

持ち物は、
・パスポート
・日本領事館でもらった訳の書いてある書類
・運転免許証に使用する写真
・日本の運転免許証

です。
尚、日本領事館で訳をしてもらうのに15ユーロ、交通局での手続きに55ユーロかかります。

例によって受付番号が待合室のテレビに出るので、指示された部屋番号の部屋に行く。
書類を手渡すと、おじさんは3つのコピー機を操作して、いろんなサイズの紙を印刷していきます。

かくしてもらったのは、次のもの。
・免許証が来るまでの仮の免許証(小さなピンクの紙)

訳は返してもらいました。

さらに、日本の運転免許証を渡すと、
裏面に「D」の文字にバツがついているシールと、なにかのハンコをぺたり。
これは、「ドイツではこの免許証は有効ではありませんが、日本では使えます」というものだそう。

普通は日本の運転免許証とドイツのものを交換という形になるそうなのですが、
旦那さんが「日本でも運転するので」と言って、こういう処置になったらしい。

交通局はモダンな建物で、一回にはカフェもあります。

私が「カフェもあるんだねー、すごいねー」というと、

旦那さん「それだけ待ち時間が長いってことだよ」(冷静)。

そういうことかー。。。

でも、交通局の受付の人は、このコーヒーの匂いをかぎながら仕事ができるんだなーと思うと、
やっぱりちょっとうらやましいです。

おまけ。
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交通局への道中見た、耳にたばこを挟んだ人。

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旦那さんが、13個セットのタッパーを買ってきてくれました!!!!!
(タッパー好き)

今日は珍しく、快晴。
空は青く、爽やかな風が吹いています。

今日は旦那さんのお仕事が遅番だったので、一緒に役所に行き、引越し届けを出してきました。
私たちの住む場所のお役所は、夏・それからこの5月にも訪れたピンクのお白、ベンラート城の近く。
家からバスに乗り、最寄りで降りて歩いていくと、朝日に照らされるベンラート城を見ることができました。

ベンラート城の周りはお堀になっているので、日光を反射してきらきらしています。
通りは木が植えられ、お城に面した住宅街は古くて大きくて、趣のある豪邸ばかり。
雰囲気が違います。

てくてく歩いていくと、これまた歴史のある建物が。
窓には花も飾られています。
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これが、私たちの住む街の役所だそうです。
今までのお役所は四角くて、殺風景だったけど、これは全然違います。
中に入ると、
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こんな感じ。
しーんとしてます。
入口を入って右、突き当たりを左に曲がると、
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いつもの受付マシーン。
例によって開庁前に行ったので、その日の朝に受け付けてもらえる整理券をゲットすることができました。
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待合室には大きなテレビがあり、そこに順番が来た番号と、行くべき部屋番号が表示される仕組みです。
heuteは、今日という意味。
ドイツは、日付の表示が、「日にちー月ー年」というふうになってます。
今日の8:25に受付予定、ということです。

待合室では、先客とともにワンこがおりこうに座ってます。
ドイツでは盲導犬や聴導犬などの介助犬でなくても、施設に犬が入れるようです。

ほどなく私たちの順番が来ました。
先日もらった滞在許可カードの裏の前の住所の上に、新しい住所のシールがぺたっと貼られ、
そのシールに、役所のお姉さんがぽんっと、ハンコを押しました。
(ドイツでは書類にいろんなハンコを押してます。名前のじゃなくて、いろんなマークとかの)

これで無事、ここの地域に引っ越したことになりました。

本来は、引っ越して2週間以内に届出をするそうです。

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