日本語の生徒さんに、
面白いゲームを教えてもらいました。
「ペン&ペーパー」
というゲームで、
名前通り、
ペンと紙を使うゲームです。
このゲームは、
RPGのように、
冒険をし、
問題を解決したり、
敵と戦ったりするゲーム。
でもPCやマシーンを
使うのではなく、
すべて参加者の頭の中で
物語が繰り広げられていきます。
物語の舞台とその設定、
ルールを決める
ゲームマスターがいて、
その人がゲームのすべてを
仕切ります。
参加者はそれぞれ、
自分の装備や性格、
能力などを決め、
そのキャラクターになりきって
ゲームマスターの作った世界の中で
話し、行動をします。
物語の世界の他の登場人物
(ドラクエだと町人とか、
敵とか)
は、ゲームマスターが
演じ、
参加者はそれぞれの
知恵を絞って、
目的を達成するために
どうしたらいいか考えます。
RPGも冒険をし、
ある程度自由に行動したり
選択したりできますが、
制限があるし、
わからなければ攻略本などを
見て楽にクリアすることが
できます。
でもペン&ペーパーは、
突拍子もない言動でも、
参加者がゲームマスターを
説得し、
合理的な言動だと判断すれば、
それで物語の流れを
がらっと変えることもできます。
これ、
大人だけじゃなくて、
子供にもやってほしいなぁーって
思います。
ゲームに慣れた子供たちは、
実際の人生で生きづまると
攻略本のようなものを探して
ラクにクリアしようとしたり、
うまくいかなければ
すべてリセットできると
思っている子もいます。
そのまま大人になって
しまう子もいます。
でも、
取説のない世界を
自分で考えて
行動し、
自分の機知で道を
切り開く、
このゲームをやることで、
実際の人生で
困難にぶつかった時でも、
自分がその時持ちえた
能力と持ち物で
どうやってその場を切り抜けるか
考える力が
つきそうな気がするんですよねー。
それに、このゲームに必要なのは、
ゲームの進行で起きる
重要な出来事などを書き留める
ペンと紙だけ。
他になにもいらない。
お金もかからないのです。
私も学生時代、
FFに相当はまったので、
ペン&ペーパーにも
参加したいのですー。
でもそのためには、
ドイツ語をかなり
できるようにならないと
ですー(;^_^A