ドイツ、天然暮らし。

2016年5月から結婚を機にドイツ暮らしを始めました。 ドイツ語皆無の私がどれだけドイツに溶け込めるのか!? ただいま奮闘中です。

カテゴリ:ドイツ生活あれこれ > 文化

旦那さんが会社の人にアドベントカレンダーをもらいました。
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この日は1日だったので、早速左上の「1」の扉を開けました。

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中には機関車のチョコが!

語学学校でも先生がアドベントカレンダーを買ってきて、
クラス名簿の1番の人から順に、毎日一つずつ扉を開けてチョコをもらってます。
大の大人でも、小さな扉を開けて、中から何のチョコが出るか大騒ぎして喜びます。

楽しい習慣ですね。 

先日お宅にお邪魔したスザンネとヨークの結婚パーティーに行ってきました。

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場所は、郊外の建物。

中はアメリカの看板が飾られたダイナー風。
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特に開始の合図もなく、バーで飲み物をもらってそれぞれ談笑。
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しばらくしてハガキがついた風船が配られました。
招待客は、新婚の2人へのメッセージをハガキに書きます。
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 ハガキにメッセージを書き終わった頃合いに、建物の外に風船を持って出るように指示がありました。
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新婚の2人を囲んで円になる招待客。
10からのカウントダウンが始まり、「0!」の掛け声とともに風船は空へ。
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このハガキには新婚の2人の住所が予め書いてあり、風船を拾った人がポストに投函すると、2人へのメッセージが届く仕組み。
海に落ちたら大変だけど、きちんと人の住むところに落ちたらそれが新婚の2人に届くかもしれない。
とってもロマンチックです。

ごはんは新郎の大好きなハンバーガー。
フードトラックが建物脇に止まり、招待客はそれぞれの好きなものを頼んで受け取ります。
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私たちは、チーズバーガー、カリーブルスト、キャベツのサラダをオーダー。
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さすがホテルのシェフをしている新郎ヨークのチョイス。
ハンバーガーのお肉がとっても美味しかった!

パーティーでは新しい出会いもあり、また楽しいことができそうな予感です!

 

ある日、我が家のポストにこんな通知が入っていました。

「今度の金曜日、公園で第2回国際難民フットサル大会があります。4時から10時まで賑やかになると思いますが、ご理解ください。もしよかったら見に来て写真を撮ってください」

英語で書かれた通知。
旦那さんと二人、「どんな大会なんだろうねー?」と話していました。

で、先週の金曜日。
学校から帰ってきたら、いつもは子供たちの声が楽しげなサッカー&バスケコートに何やら大掛かりな設営が。
芝生の広場には、ステージも用意されています。

「なんだか本格的だなー!」
と思いながら一度帰宅。
その後仕事帰りの旦那さんと一緒に、見に行ってみることにしました。

入口には「国際難民フットサル大会」の垂れ幕。
ネットには参加国の旗が飾られています。
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緑、白、黒の3つのストライプ、白地に星が三つ入った旗は、シリアの旗。
語学学校でシリア人のクラスメートが「あれは俺たちの旗ではない」と言っていたのを思い出しました。

難民が出る国には、旗1つとっても複雑な状況があるんだな・・・と改めて思う。

例えばこんな風にいろんな背景を背負ってドイツに来ている人々。でもこの日はみんな大声を出して、とっても楽しそう。
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フットサルの小さなコートで体をぶつけ合い、本気でプレーしています。
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観客も大勢!!
それぞれの国の言葉で応援したり、談笑したりしています。

難民なんだから、肩身の狭い思いをしながら、隠れるように暮らさないと・・・という風にならずに、大声で笑ったり、嘆いたり、思いっきりスポーツをしたり。

クラスメートも、故郷に家族を残したりして、いつも心残りの部分はあるだろうに、ジョークを言って笑わせてくれたり、美味しいものを「美味しいね!!」と言いながら食べたり。
「難民」とレッテルを貼られたら、なんだか悲しげな、頼るものもない人、という感じがしますが、みんなそれぞれに名前を持って、性格も違う人々なんだなーとクラスメートの面々を思うと感じます。

このフットサル大会に、ドイツの人々や、ほかの国からの移民(日本も含めて)のチームも混ざって、どんどん大きな大会になればいいのになーと思います。
そうしたら、本当の意味で「国際」的な大会になりますよね^^


ドイツに来てよく見るのが、おばあちゃんと孫、という組み合わせです。
時々おじいちゃんと孫、という組み合わせも見ます。

乳母車の赤ちゃんをおばあちゃんが押していたり、
ちょっと育ったよちよちの子の手をつないで川を散歩したり、
大きめな子は、ラジコンカーを走らせながらおばあちゃんと歩いていたり。
小学生くらいまでの子を連れたおじいちゃんおばあちゃんの光景はなんとも微笑ましいものがあります。

日本でもこういった光景はよく見るのですが、ドイツで印象的なのは、おばあちゃん達が自分の時間も楽しみながら孫の面倒を見ていること。

例えば、自分たちも友達とビキニで(!)湖で泳ぎつつ孫と過ごしたり、
おばあちゃん友達を孫と訪ね、庭で適当に遊ばせながら、自分たちは茶飲み話に興じたり。

孫の面倒を見る!
ということを一番の目的にしていない感じ、自分たちも楽しむ!ということを大切にしている感じがします。

もう一つびっくりしたのは、孫たちを見るおばちゃんたちのおおらかさです。
冒頭の写真は、大家のおばあちゃんのお友達、エルケさんとその孫娘たち。
彼女は南ドイツからはるばるデュッセルドルフの娘家族を訪ね、来るたびに1週間ほど孫の面倒を見てあげるんだそう。
その間に何度となく孫たちを連れて大家のおばあちゃんを訪ねては、孫を庭で遊ばせて帰っていきます。

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(おねえちゃんのミケちゃんと、妹のへティーちゃんとおばあちゃんのエルケさん)

おばあちゃんたちは自分たちの話に夢中。
孫たちはお庭で石拾いをしたり、土を掘り返したりしています。

やがて、エルケさんは大家のおばあちゃんのキッチンで、孫たちのお昼を作ります。
今日のメニューは卵とおいも。(ドイツらしい!)
おばあちゃんが「お昼よー」と言いながら、お皿を外へ。
「はい、これ」
おねえちゃんのミケちゃんは、お庭の椅子で砂遊び。
そこにとん、とお皿を置きます。
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(アバンギャルドなランチなら、どうぞデュッセルドルフへ)

その後、ガーデンチェアを持ってきて据え、
「きちんとお椅子に座って食べなさい」
と言って妹のへティーちゃんの食事を取りにキッチンへ。
ミケちゃんは、
「はーい」と言って、お椅子に座り、ご飯を食べ始めます。
まだ赤ちゃんのへティーちゃんはおばあちゃんと一緒にガーデンテーブルでお食事。
大家のおばあちゃんとエルケさんは同じテーブルについて、お茶をします。
私もそこに招かれました。

ミケちゃんと一緒に遊んでいた私には、一つの疑問が。

「食事前に手を洗わせなくていいの?」

大家のおばあちゃんとエルケさんは顔を見合わせて大笑い。

「そうね、きっと娘たちは目を尖らせて『手を洗わないとダメ!』っていうでしょうね!」

「え、どういうこと?」

目をぱちくりさせている私に、大家のおばあちゃんが英語で説明してくれました。

「私たちのが母親だったころは、そんなに『きれいにしなきゃ』って思わなかったわね。さすがに泥でどろどろの手で食べさせようとは思わなかったけれど、普通に庭で遊んだくらいだったら、そのままってこともよくあったわ」

「そうそう」
エルケさんが続きます。
「うちの娘は医者だから、部屋もすごくきれいなの。でも孫にはかえって窮屈みたい。この庭に来るのが大好きなのよ」

思えば去年の夏に近くの湖に行った時も、ビキニのおばあちゃん軍団に連れられた赤ちゃんがいて、その子が食べていたフライドポテトを野生のカモがいくつか食べてしまいました。
「あらー」
とかなんとか言いながら、笑っているおばあちゃんたち。
そのうち赤ちゃんが再びそのフライドポテトを食べようとします。
「だめよー、カモが食べたんだから」
と言うものの、実際赤ちゃんがポテトを口に入れても咎めることなく、
「あらあら」
なんて笑ってました。

私たち日本人も今のドイツ世代と似ていて、「きれいにしなきゃ!」という感じが結構強いようです(特に子育てをしている人)。
まあ、ドイツはレストランでおてふきなんぞ出てきませんが、日本だと自分でウェットティッシュを持ち歩いている人も多いですよね。(私もそうです。とはいえ肝心な時に忘れますが)

衛生的な環境で暮らすのはもちろん悪いことではありません。
ただ、今の時代は昔はなかったような病気が増えているというある意味矛盾した現象が生じています。
そしてそれは、私たちがなんでもきれいにする「無菌状態」で暮らしている弊害とも言われています。

赤ちゃんはなんでも口にくわえる時期があるけれど、それはいろんな菌を体に取り入れて耐性を作るためだ、という説もあるんだそう。

なんでもかんでも「ダメ!」ではなく、おばあちゃんたちのように「あらあら」なんて笑って見守るというのも実は大切なんじゃないかなーと思いました。

私も自分のおばあちゃんの家に行くのが好きだったけれど、おばあちゃんの家の近くの森でたくさん遊ばせてくれたり、川で草をむしったりするのを笑って見てくれているのが嬉しかったんだろうなーと、ミケちゃんとへティーちゃんを見ながら思いだしました。

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(ミケちゃんとへティーちゃんは大家のおばあちゃんも大好きです)

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