ドイツ、天然暮らし。

2016年5月から結婚を機にドイツ暮らしを始めました。 ドイツ語皆無の私がどれだけドイツに溶け込めるのか!? ただいま奮闘中です。

カテゴリ:ヨーロッパ各国 > フランス

モンサンミッシェルを堪能し、翌日はパリへ再び戻る予定の私たち。
この日の宿は、パリの方へ戻る道すがらにあるフランス北西の街、カーンに取ります。
ホテルのある通りは、正直言って、そんなに趣がある感じでもなかったカーン。
でも、夕飯を食べる前に街を歩いたら、いろいろ発見しましたよ。

いつもどおり、旦那さんはカーンの街マップをゲット。
見所ポイントをチェックします。
私は地図が全く読めません。
よって、ふらふら歩きます。
地図にポイントのない場所に、こんな立派な教会がありました。
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年季の入った石造り。ただものではなさそう!
案の定、中もすごかった。
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戦争で破壊されながらも市民の手で蘇った教会。
中には、戦火に焼かれながらも上半身が残ったキリストの像などがあり、
無言で強いメッセージを訴えかけるパワーを感じました。

再び歩くと、また立派な教会が。
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左側に見える部分に回ってみたら、どうやら、壊れたまま放置されているらしい。
この教会も地図に載っていません。
もしかしたら、戦争で壊れたものをそのまま保存しているのかもしれない。
どうなんだろう。
高い塀からかろうじて覗き見た壊れた礼拝堂。
この場所も、無言で訴えかけてくるものがあります。

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その教会の通りをはさんだ向かいには、さらに立派な元修道院がありました。
これは、1063年に完成された男子修道院。
今は、市庁舎になっているみたいです。
でも、右に見える部分は、教会として残っています。

カーンの街中に戻る。
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街中には、古本屋さんらしきお店が結構多いです。
今度は街の反対側へ。
風が強く、雨もぱらつく、寒い感じになってきました。
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旦那さんが見たかったカーンの要塞跡。
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外から見たら廃墟のような佇まいでしたが、登ってみたら、こんなふうに開けた広場になってました。
美術館や、子供の遊べる公園なんかもあります。
駐車場もありました。
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 この要塞、1060年頃、中世の時代に建てられたそうで、
西ヨーロッパでも最大級の城砦なんですって。
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要塞から見下ろすカーンの街。
上から見ると、まだ古い町並みが残っていることがわかります。
とんがり屋根の教会の多いこと!
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修復途中のカーン城は、古い基礎部分などは大切に使いつつ、
新しい石を足して少しずつ立て直されているみたいです。
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その当時はどんな眺めだったんだろうなー。
旦那さんに影響されて、だんだんと城マニアになってきている私です。

夜ご飯は、途中街で寄ったお酒屋さんで聞いたフランス料理のレストランに行ってみたのですが、
予約客以外お断りと言われてしまい、
急遽その近くにあったモロッコ料理屋さんに入ることに。
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きらきらのテーブルクロスがしかれたテーブルが所狭しとならぶ店内。
お客さんでいっぱいです。
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冷えた体を温めるために頼んだミントティー。
こんなかわいいあしらいで登場しました。
しっかり甘めの味。疲れが和らぎます。
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前菜に、「サラダ」を頼んだ私たち。
出てきたのは、ほかほか湯気の立つトマト煮込みと、おいものカレー味炒め。
モロッコではサラダはあったかいものなのかな?
いずれにしろ、ものすごくおいしい。
白いごはんが欲しくなる味付けです。
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メインは一人分のクスクスと野菜と肉の煮込みを頼みました。
煮込みは薄味、お肉も野菜もやわらかく煮えています。
クスクス、さっきの前菜を残しておいて一緒に食べたかったなぁ。

一緒に頼んだモロッコワインも、甘めで濃い味で、料理に合いました。
やっぱり、その土地のお酒は、その土地の料理と一緒に飲むのがいいんですね。

メニューはすべてフランス語で、かろうじて分かる中から頼んだんですが、大正解でした。
お店の人も、ちょっと英語を話してくれて、嬉しかった。
モロッコの出身の方のようで、優しかったです。

泊まったホテルは、内装はお世辞にもモダンとも、整っているとも言い難かったんですよ。
ドライヤーは、今まで見たことのない形(壁にかかった旧式の掃除機みたいな形)だし、
トイレも、シャワーも、なんだか昭和中期の学校みたいな、ちょっと怖い感じだし。
でも、シャワーは湯量が豊富で、シャワーを浴びているのにお風呂に入った!
みたいな満足感があったし、
ベッドリネンも清潔でぱりっとしていたから、ベッドは凹んでたけど、結構よく寝れたし。
ホテルの従業員さんも、若い今時のお兄ちゃんが一生懸命、笑顔で対応してくれて、
結果的に満足しました。

確か、名前はホテルドシャトーだったかな?




 

さて、モンサンミッシェルに到着。
モンサンミッシェルには修道院が頂上に、周りに町があります。
町を通り、
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修道院の入り口へ向かいます。
すでにたくさんの人!
セキュリティチェックのせいで、さらに列は長くなります。
あらかじめネットでチケットを買うと、少しだけ早く入れるかもしれません。

狭い階段を上って、少しずつ上に行きます。
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町の中にはいくつか通り道があるようで、
この時間はまだスムーズに歩いていくことができました。
途中、下を眺める。
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海を眼下に、古い街並みが並びます。
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上を見ると、塀の向こうに修道院が見えて来ます。
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さらに歩いて、修道院部分に到着。
歴史は708年まで遡るモンサンミッシェル。
13世紀にはほぼ今の形になったそうです。
14世紀には要塞として、
また、18世紀のフランス革命の後、修道院が廃止され、
しばらく監獄としても使われたそうですが、
19世紀には再び修道院としての役割を取り戻したんだとか。

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モンサンミッシェルの入り口までの道も、かつては鉄道が通り、
車が乗り入れ、としていたものの、交通により多量の土砂が堆積し、
「海に浮かぶ修道院」の姿が失われそうになったため、
道路を橋に作り変えてそれを防ごうとしているんだそうです。

いやはや、大変な歴史がある場所です。

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そんな歴史あるモンサンミッシェルで、昼寝するおじさん。

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この部屋にはいったいどれだけの人が祈りに来たんでしょう。

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修道院見学を終え、下に降りるとまちは大混雑!!
とても歩けません。
早く来て正解でした。

お昼は、モンサンミッシェル近くのレストランで。
閉店間際で、
「ガレットとクレープのセットしかないよ!」と言われ、
内心、
『えー、ガレットとクレープ??塩味と甘味の違いだけで、同じものを2つ食べるの!?』
と思いましたが、
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レモン汁をたっぷりかけて食べる、
スモークサーモンとクリームチーズのガレット。

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肉厚クレープに、塩キャラメルのソースがかかったデザート。

かなり、
美味しかった!!!

「珍しく完食したね!」
と旦那さんにほめられました。
(いつもは何かしら残して、旦那さんに食べてもらってるのです)

さいごに、モンサンミッシェルを水際から見てみました。

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モンサンミッシェルを「島」に戻すための、ダム(右側)と、川(左側)。
橋の上では、絵を描くおばさまたち。
風でキャンバスが飛びそうになり、近くにいた私たちと大笑い。
言葉が通じなくても、心が通じ合う、こういう瞬間て素敵ですね。








 

サンマロ近くの田舎町で宿を取った翌朝。
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この日はモンサンミッシェルに行くので、ちょっと早起きしてダイニングルームへ。
誰もいません。
左はホテルの庭。

さくさくのクロワッサン、数種類のジャムにチーズ、質のいいハム類に、地元のいちご。
他のホテルでは、普通はパン、ジャム、ヨーグルトに飲み物、
よくてハムとゆで卵でしたが、
ここは、ごはんにもホテルの人の暖かなおもてなしの心が感じられました。

こうしてごはんを食べていると、
カシャカシャ!という足音とともに、かわいい従業員さんが。
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ホテルのわんこ、マーレイくん。
人懐こい子です。
ダイニングルームのブッフェをくんくんしたり、
お客さんにあいさつに行ったり、大忙し。
ホテルの人に怒られると、私たちの足の間に隠れます。
(飼い主(ホテルの人)より、見ず知らずの訪問者に頼るのが面白い!)

本当はすぐに出掛けるはずでしたが、
マーレイくんとホテルの庭でひとしきり遊んでからチェックアウトしました。

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ホテルの目の前は、海!
犬の散歩やサイクリングをする人がいました。

こんなとこに住んだら、幸せ度がかなり増すでしょう。

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ホテルの隣は海産物を扱うお店。
新鮮な貝類がぎっしり水槽に入ってます。

さて、いよいよモンサンミッシェル。
駐車場に車を停め、片道30分かけて歩きます。
他に、無料のシャトルバスと、有料の馬車があります。

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遠くに、巻き貝のように見えるのが、モンサンミッシェル。
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だんだん大きくなる。
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さらに大きくなる。
だんだん、
「すごいところに来たな!」という実感がわいてきます。
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さらに歩いて。。

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やっと着きました!!

時間は午前11時。
すでに人が集まってます。

次回は、モンサンミッシェルの中をご案内します。









 

サンマロから更に西へ車で30分。
牡蠣の養殖で有名なカンカルへ行きました。
海岸線を走るので、途中、岬を巡りました。
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花が咲く岬。
鳥の声がするだけですごく静かです。
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砂浜では、家族連れが遊んでいます。
おばあちゃん、おじいちゃん、孫の組み合わせも多い。
孫はめいっぱい遊んで、おじいちゃんおばあちゃんはワインを飲んで本を読み。
素晴らしい1日の過ごし方だと思う。
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さて、カンカル。
町から丘を越えて、牡蠣の養殖場所に歩いていきます。 
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海を見ながら歩く。
これも楽しい時間。
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眼下に養殖場所が見えてきます。
なんだか遺跡みたい。
潮が引いてるので、こんな風に見えるらしい。

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養殖場所のそばに、牡蠣の販売所があります。
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サイズによっても違いますが、12個の新鮮な牡蠣がだいたい6ユーロくらい。
日本と違って身は小さいけど、安い!
そして新鮮!!

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牡蠣の販売所と海の間で牡蠣を食べる。
殻は砂浜に捨てます。
カモメが殻に残った身を探してやってきます。

この夜は、カンカルから更に15分走ったとこにある、海のそばのホテルへ。
もともとお家だった建物のようで、
ホテルの人も素人らしい温かさがかえって嬉しい雰囲気。
お部屋はそれぞれテーマカラーがあるみたい。
私たちの部屋はピンク。
お茶セットから、ベッドから、バスタオルから壁まで、ピンク調にまとめられてました。
嫌味がない感じのピンクだったから、かわいい。

夜は、たまたま見つけたホテル近くのレストランで。
ホテルと同じく英語もなかなか通じないけど、
お店のおばあちゃんが優しくて、
お互いの気持ちで通じ合えて嬉しかった。

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りんごのお酒、シードル。
こんな風にカップで飲むのが本場らしい。
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すっかりお気に入りの魚のスープ。
ここのが一番美味しかったかも。
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ハンバーガー!
小さなレストランなのに、見せ方が上手い。
このハンバーガーを見て、後から来た家族連れもハンバーガー頼んでました。

この夜は、珍しくぐっすり眠れました。

砂浜でゆっくり座っていたからか、
たくさん歩いたからか、
静かなホテルだったからか、
海のそばだったからかわからないけど、

すごくリラックスできたのは確かです。









 

サンマロの夜が明けて、朝。
ホテルをチェックアウトして車に荷物を乗せてから、
改めてサンマロの町を歩くことに。
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前日ごはんを食べたレストラン。
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昔はお城だったのかな?
今はホテルになってるようです。

手前に見える壁、町を囲んでいるのですが、上を歩くことができるのです。
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サンマロの海を眺める恋人たち。

潮の引いたタイミングで渡れる、島に歩いて行きました。
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潮が引くと現れる通路。
コケや貝がくっついてたりします。

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 島に上陸。
緩やかな坂を登っていきます。

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島のてっぺんから望むサンマロの町。

お昼はサンマロで魚ランチ。
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私は魚スープ。
旦那さんは牡蠣。
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メインはエイ。
ケッパーの酸味と淡白なエイが合います。










 

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