世界遺産、ブリュールのアウグストゥス城の別棟、
狩りの館の隣に、すばらしいレストランがありました。


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お昼になるとお城がしまってしまうため、
アウグストゥス城で午前中の観覧時間が終わってしまった私たちは、
午後の観覧時間の待ち時間にこのレストランに入ることにしました。

意外や意外、ここはドイツ料理レストランではなく、
イタリアンでした。

お友達はイタリア旅行からこちらに移動したばかり。
「またイタリアンかぁ」って思ったと思います(;^_^A

それがですよ。
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豚のソテー旬の杏タケソース掛け
お肉がやわらかーくて、ソースの味も絶妙!
ポテトは言わずもがな
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クリーム感満載のカルボナーラ
コクがあって、いつまでも食べたくなる味
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イタリアンに行くと必ず頼むラザニア。

トマトソースとメインのパスタ、ひき肉のバランスが最高!
もう1皿食べたかったくらい。

お店の人もとっても優しく、
「取り分けて食べるでしょう?」
と頼む前にとり皿を持ってきてくれました。

(ドイツでは取り分けて食べる習慣がないので、
 特別に頼まないと、取り皿を持ってきてくれないのです)

給仕のおばちゃんはドイツ語が堪能なイタリア人。
「イタリアでも大皿で頼んで、みんなで取り分けるからね!」
と言って、陽気にサーブしてくれました。

実はこのレストランに入るとき、
旦那さんがドイツ語であいさつしたにもかかわらず
私たちの見た目でドイツ語が話せないと判断した彼女。
「ちょ、ちょっと待って!」
としどろもどろになって、
別の給仕さんに「ちょっとあんた、英語で対応して!」
と助けを要請。

でも冷静だった同僚の女性はドイツ語で
「3人だよね?こちらへどうぞ」
と返しました。
なのでおばちゃん、旦那さんをばしっとたたいて、
「なぁんだ、ドイツ語話せるなら言ってよー」
と言ったので、お店の中は他のお客さん含めて大爆笑。

とっても和やかな雰囲気なお店で、
初めて行ったのにも関わらず、
とってもあたたかな気持ちで食事することができました。

お城で食べている気分も味わえて、
ちょっと特別気分。

夜に来たらまた、雰囲気がいいだろうなぁという内装でした。
このイタリアンは今までドイツで食べた中でぴか一です。

Schlossrestaurant Falkenlust
 Schloßstr. 6, 50321 Brühl