ドイツ、天然暮らし。

2016年5月から結婚を機にドイツ暮らしを始めました。 自然の中でのんびり、家族と暮らす毎日を書いています。

カテゴリ:ドイツで行ったところ > 南ドイツ

今回南ドイツに来たのは、
旦那さんがフュッセンという町のマラソン大会に出場するため。

前回のブログで書いた素敵な休暇の家1泊した翌日が
マラソン大会だったので、フュッセンの町に昼から出発しました。


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牧歌的な風景の中、
山の中腹に見えるのは
ノイシュバンシュタイン城です。

マラソンの人たちはここを眺めながら走るらしい。

フュッセンの町に行く途中
レヒの滝というところに寄りました。

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写真だとわかりにくいけれど
滝の手間の水が緑色になっています。
川全体がこの緑色なのでとっても不思議な光景でした。

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レヒの滝の休憩所でアイスを。

昔々もここに休憩所があったのかなぁ。
馬とか馬車とかで来て、休んだのかなぁなんて
思いをはせます。

ここからまた車で少し走って
フュッセンの町に着きました。

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畑の中や山の中を通ってきたのだけど
フュッセンの町はきれいに整備されて規模もなかなかです。

今回のマラソンは10キロくらいだったので、
山の上り下りとかが地味にきつかったようですが、
沿道で旦那さんの応援もでき、ほどなくマラソンも終わって
帰路につきました。

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完走のメダルをもらって飛行機になる息子。
それを先導する旦那さん。

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キョーダイという名前のレストランがありました。
どうやら日本食を出すみたい。
兄弟?京大?

フュッセンの町にはエスニックとか、
フェアトレードとかのかわいい雑貨・服屋さんがあって
私は興味津々でした。
息子がまだそこら辺を走りたい盛りだったから
よく見られなかったけど笑


7月の半ばから最後まで南ドイツに行っていました。
コロナが始まってからジョギングが趣味になった旦那さんが
あちこちのマラソン大会に出るようになって、
それにくっついて旅もするっていうスタイルになってきました。
今回はノイシュバンシュタイン城が近いフュッセンという町の
マラソン大会にでるという旅です。

今回の旅で一番私がうれしかったのは、
一番長く滞在した休暇の家がとってもかわいかったこと。


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何にもない町の一軒家の二階と三階ロフトのスペースで
キッチンとダイニングとリビングが一続きの
私が大好きな間取り。

築300年の家をリノベーションしたそうで、
すごくおしゃれながら、昔の梁とかを活かしてて
ものすごく好みでした。

ここに5泊くらいしてました。


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屋根裏のロフトスペースは階段上がって右がベッド
左が


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本棚と追加の小さなベッドスペース。


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屋根裏から見た二階部分。
こういう、天井が高い吹き抜け感が最高。


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屋根裏スペースの本棚側からベッド側を見た図。
こうやって、本がずらーって入ってる本棚も大好き。
日本語の本だけだったら、ほんと、
観光いかずにずっと家で本を読んでても全然いい笑。


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二階のキッチン横にあるバスルームもとっても広くて。
そこの窓からは町の中心にある教会が見えます。

前日に味噌作りをしたときに、
友達が半年前に作っていた味噌を少しもらっていたのを
ほかの残り物と旅行鞄に入れて持ってきていたので、
早速夜に味噌汁にして食べました。


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息子も一気飲みするおいしさ。

お箸とか調味料とかは持っていたけど
ほかの食器などはここの家のを使ってました。
今までの休暇の家は食器がいまいちなのが普通だったけど
ここのは食器もセンスがよくてうれしかった。

特にご飯が入ってるのと、野菜炒めが入ってるお皿は
アラビアという会社の食器で、
初めて食器に一目ぼれするというか、そんな感覚で
後ほど旅から帰ってきて、ネットで探して(もう廃盤になってるので)
少しずつ集めています。


さて、
心づくしのおもてなしを受けた翌朝、
この日は私の日本語のレッスンを受けてくれている生徒さんに
会いに行く日です。

予定はお昼だったので、
まずはすこーしだけ観光。


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シュトゥットガルトです。
広場が大きい。清潔。

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いつも出てるのか、
今日がその日なのか分からないですけど、
町のいたるところに市場が出てました。

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息子、フルーツが大好きなので、
市場でいくつか買って、広場で食べました。

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オレンジを掲げる息子。

市場の人もとっても優しくて、
息子にアプリコットを1つ、
おまけにくれました。

ここから生徒さん夫婦の住むレオンベルクへ。
このお二人もとってもあったかい人たちで、
息子も楽しかったみたい。
帰るときにまた、
「彼らと一緒に車に乗るんだ」と大泣きしてました。

生徒さん、食事中の私たちの日本語会話、
結構聞き取れてたみたい!
自然に会話に入ってきていたところからも、
彼の力の向上度がうかがえました。

とてもまじめに学んでいるので、
この2年間でものすごく成長してます。

夜は古都、シュパイヤーへ。

たまたま見つけた日本食のお店で
息子はとびっことうなぎを初体験。
大のお気に入りとなりました。
お店の人も優しくてうれしかったなぁ。

それから散歩。

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街中は車がそれなりに走ったり、
舗装されたりしているけれど、

ちょっと離れただけで
こんな風にタイムトリップしたみたいな風景が
拡がっていました。

こういう中に、
時々テラスのカフェやレストランがあり、

昔々から、
人々がこうやって談笑して
夜を過ごしていたんだろうなぁ。

って思いました。





ボーデン湖のほとりの友人宅を出発し、
少しずつデュッセルドルフの方へ戻りながら
旅路を行きます。

息子がまだ小さいのと、
屋内の観光は今回なしで旅しているので、
(旅行中天気に恵まれて本当にラッキーでした!)
旦那さんが大好きなお城は外から眺めることに。
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ジグマーリンゲンのお城。

住宅地のある丘の上に
どーんとそびえたって圧巻です。

私たちがほおーと眺めている横を、
すたすた歩いていくおじさん・・・

おじさんにとっては
これが日常の景色なんだよね。

それから、

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ホーエンツォレルン城。

こちらも眺めるのみ。

この後、
息子、生まれて初めての
ファストフードを食べて大喜びでした。
私たちも久しぶりに食べたけど、
おいしいなぁと思いました笑

ストローが紙になっていたり、
コップが以前よりぺこぺこになっていたり、
環境面に配慮しているんだなぁと
思いました。


デュッセルドルフでお友達の家族が
偶然黒い森に滞在していると聞き、
彼らが休暇中借りている
フェリエンボーヌングにお邪魔しました。


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夢のような庭!

フェリエンボーヌングは、
空き部屋や空き家を持つ個人の人が
他の人にそれを貸すシステムです。

自分で料理をしたりできるから、
まさに、暮らすように旅をすることが可能。

私たちも去年、
ハイデルベルクで空き部屋に滞在していました。


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こんな庭のついたお家、理想だなぁ・・・

それからおいしいケーキも

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このお家を出発して、
シュトゥットガルト方面へドライブです。


デュッセルドルフで知り合った知人の方が
シュトゥットガルトに赴任されているので、
そこに宿泊させてもらうことになっているのです。

ここでも心づくしのおもてなしと、
素敵なお部屋に泊まらせていただいて、
元気になりましたー。

朝近所のパン屋さんに買いに行ったんだけど、
お店の人もすごく優しい。



ローテンブルクの夜の町散歩で、
あるバッグ屋さんを見つけ、
息子が今大好きなクマのアニメに出てくる
白くまに似たキャラがついたリュックに一目ぼれ。

翌朝の予定を少し変更して、
バッグ屋さんで息子初のリュックを買いました。


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ローテンブルクを出て、
ドイツ1美しい旧市街があると言われる
ディンケルスビュールへ。





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原っぱの向こうがその町です。


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堀が巡っているので、
橋を渡って町に入ります。

で、せっかくの町なんですけども、
前日にローテンブルクの歴史とその美しさに
圧倒されすぎたからか、
このディンケルスビュールの
ドイツ1の美しさというところが
いまいちピンと来ませんでした。

で、写真もそんなになし。

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パン屋さんでパンを作る様子に興味津々。


さて次は、
進撃の巨人でモデルとなったと言われる、
城壁で丸く囲まれた町、ノルトリンゲンへ。

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城壁の中。

壁にくっつくようにして
小さな家が並んでいます。

どこかで読んだんだけど、
これらのお家は、昔々、
有事の際には兵士に明け渡すことを条件に、
普段は貧しい人たちが安く住めるように
なっていたとかなんとか。


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ノルトリンゲンの町。

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果物屋さん。

私たちの住む北西ドイツは、
果物屋さんや八百屋さんはトルコ系の人が
やっていることがほとんどなんですけど、

南ドイツの八百屋さん、果物屋さんは
ドイツの人がやっています。

あとで訪れたお友達に聞いたら、
南ドイツは農家が多く、
ドイツ人が自ら栽培して収穫し、販売するのが
昔からされているから、
北東ドイツのように、どこかで仕入れて販売するのと
方法が違うため、
お店をやっている人が違うんだとのこと。

なるほどー。と思いました。

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ノルトリンゲンの教会の前にはアイス屋さんと
噴水があって、

トイレ休憩もかねて
一休み。

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ドイツでアイスコーヒーを頼むと、
コーヒーにアイスが入ってきます。

右は私の頼んだイチゴシェーク。
シェークはアイス屋さんで頼むもので、
ミルクとアイスをガーっと混ぜたものです。

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せっかくなので、城壁の近くを歩く。

窓からの景色が城壁だけっていうのは
ちょっと私は気がめいりそうなんだけど、
でも家々はかわいい。

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城壁はアートだ
という言葉に、
lichをつけて、
城壁は人工物だ
と捩ってある。

夕方に、
この日から二泊するボーデン湖へ到着。

前の家でお隣さんだった女性が
故郷のボーデン湖地方に戻って住んでいるので、
そこに滞在させてもらうのです。

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夕方のボーデン湖。
大きいから、海みたい。
すごく癒されました。

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湖のほとりの公園。
この景色は贅沢!!!

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お隣さん、
デュッセルドルフにいた頃より
激務の仕事をしているらしいのだけど、
この景色のおかげでいつも休暇中みたいな気分になれて、
ストレス度が格段に減ったんだって。





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